スペイン マドリード みちこさん、むっちんさん宅
2016.07.16
Day 646 白雪姫のお城へ遠足。

ヨーロッパめぐりのラスト、スペインで訪れるのは、
中世の雰囲気ただよう世界遺産の街、セゴビアです。
みちこさんと、むっちんさんが案内してくださいます。

オラ!
マドリードに住んでかれこれ20数年になるむっちんと、
5年めのみちこです。
天気はいいし、食材は豊富、ワインもビールも美味しい。
ここの太陽を浴びているうちに、
わりとなんでも「ま、いいか」って思えたり、
話す声が大声になったり、
すっかりラテン化してしまった二人です。
ちょうどこの日も、雲ひとつない青空の遠足日和。
りありー?といっしょに、
わたしたちも思い切りたのしんできました!

マドリードのチャマルティン駅から列車で出発!
この新幹線だと、30分ほどで着きます。

ちょっと走るだけで、もうこんな荒野が広がります。

セゴビアの駅に到着しました。
いざ、世界遺産観光へ!

と思ったら、なんにもない‥‥。

この駅は、新幹線のために郊外に新設された駅なのでした。
街へは、ここからバスで向かいます。

まずやってきたのは、セゴビアのローマ水道橋。
ほんとうにローマ時代の紀元前1世紀に造られたものです。
旗を持ったりありー?、まるでツアーコンダクターみたい。

伝わるでしょうか、この大きさ。
全長728m、一番高いところで高さ29m、
166ものアーチがあるんですって。

石の1つ1つに、くぼみがあります。なんでしょう?
あっ、りありー?、石を外そうとしないで!
どっちみち無理だと思うけど‥‥。

あっちの山のほうから水を引いて水道橋で渡し、
お城のある街のほうに水を届けるようになっています。
なんと、100年くらい前まで現役だったんですって。

街のなかにやってきました。
大聖堂の前のマヨール広場で日光浴する、りありー?。
きょうはほんとにいいお天気です。

おみやげ屋さんの前の顔出しパネルで
ナイスバディを気どる、りありー?。
そういえば、りありー?って性別どっちなんでしょうね?

教会の前で見返り美人を気どる、りありー?。
これは13世紀に建てられたロマネスク様式のかわいい教会、
サン・エステバン教会です。

街の反対側に出ました。
ずっと向こうまで、はなだらかな丘陵が広がっています。
なんか、のんびりしてきますね。

それにしても、真っ青な空です。
宇宙まで吸い込まれていきそうな感じ。
これぞスペイン。ビバ・エスパーニャ!!

これが、ディズニーが白雪姫のお城のモデルにしたお城、
セゴビアのアルカサルです。
意外にも、一時は牢屋として使われていたのだとか。

お城だけしっかりと、もう1枚。
ディズニーがモデルにしたくなるのもわかる、
すてきなお城です。

15世紀、このお城にはスペインで一番有名な女王様、
イサベル女王がに住んでいました。
コロンブスのアメリカ発見の旅のパトロンでもありました。

イサベル女王も、こんな景色を眺めていたのかな。
お城からの眺めは何世紀もずっと変わりません。
りありー?、お腹すいたでしょう? ご飯に行きましょう。

あっ、生ハム! がぶり。
わっ! ダメだよ、りありー?、入店早々に。
ちゃんと取り分けてくれるから、席につきなさい。

来た来た。こうやって、うすく切るとおいしいんだよ。
このまま手でつまんで食べると最高!
ビールにもワインにも合います。さぁ、召し上がれ。

セゴビアの名物、子豚の丸焼きです。
皮はパリパリ、肉は柔らかジューシーで、おいしいんです。
りありー?は、後ろ脚のほうをどうぞ。

デザートは、すっきりレモン・シャーベット。
おいしかったねー。
どう、りありー?、スペインをたのしんでくれたかな?

いっぱい太陽を浴びて、いっぱい歩いて、いっぱい食べて、
りありー?も大満足だったんじゃないでしょうか。
みちこさん、むっちんさん、ありがとうございました!
次回、りありー?はヨーロッパを離れます。
どこへ行くのか、続報をたのしみにお待ちください。