オランダ王国 アーネム ゾルダーさん宅
2015.06.21
Day 388 オードリーが少女時代を過ごした街へ。

りありー?は、16ヵ国め、オランダにやってきました。
大きさは日本の九州くらい、でも見どころいっぱいの国を、
ゾルダーさんが案内してくださいます。

夏のオランダへ、Welkom(ようこそ)!
オランダ東部のArnhem(アーネム)という街で、
旅行関係の会社を運営しているゾルダーです。
仕事の経験をいかして、今回はりありー?を
日本人にはあまり知られていない
オランダの隠れた名所にご案内します。
首都のアムステルダムとは、またちがった雰囲気の
オランダをたのしんでくださいね。
どうぞよろしくお願いします。

りありー?、アーネムに到着しました!
街を案内する前に、腹ごしらえしましょう。
「ロークワルスト」というスモークソーセージと――

「ブーレンコール スタンポット」。
ゆでたじゃがいもを野菜などと混ぜて、つぶした料理です。
きょうは、ケールと混ぜたスタンポットを。

はい、りありー?の分をどうぞ。
どちらの料理もオランダ名物ですが、
気に入ってくれるかな?

さあ、出かけましょう。
あ、りありー?、運転してくれるの?
たすかるけど、ちょっと無理かもねー(笑)

さいしょに案内したいのは、ここ。
だれの胸像か、わかる?

おーどり‥‥へぷ‥‥ばーん?
そう、オードリー・ヘプバーン!
無反応なりありー?のようすからすると、知らないみたい。

知らないけど、とりあえず登ってみるりありー?。
実は、オードリーは1939年から1945年までの少女時代を、
ここアーネムで過ごしたんです。

オードリーの母親はオランダ人で、第二次世界大戦の際、
ロンドンよりはオランダのほうが安全だと考え、
10歳のオードリーを連れ、祖父のいるアーネムへ来ました。

オードリー像の近くには、緑ゆたかな
「ザイペンダール公園」があります。
おや? りありー?が熱心に見つめる先に、何かいますよ。

水鳥の親子がお散歩中でした。
かわいい。

ふあぁーーー、気持ちいい。
リラックスしまくりのりありー?、
ごろんと横になります。

ごろごろりん。
ふぅん、あの大きなお屋敷は何かしらん?

これは1764年に建てられた「ハウス・ザイペンダール」。
実は、1937年からオードリーの祖父が住んでいたので、
オードリーも度々訪れていたのだとか。

まじで!? シェーーッ!
って、りありー?、オードリーのこと知らなかったくせに。
ていうか、どこでそんなの覚えたの?

すこし歩くと、オードリーの住んでいたアパートが。
真ん中の建物のお店上階がそうです。
いまもふつうに人が暮らしています。

オランダ野外博物館にやってきました。
たとえて言うなら、日本の「明治村」みたいなところ。
昔のオランダの民家や建物をそのまま移築しています。

オランダ名物「ストリートオルガン」の展示。
りありー?も、ストリートオルガンの一部になっちゃった?

農家の展示の前では、糸を紡ぐ実演もあります。
手伝おうとするりありー?ですが、
あまり相手にしてくれません。

わあ、ガチョウ飼いもいますよ。
ガチョウ飼いに扮したこどもたちも、
オランダの民族衣装を着ています。

ドン・キホーテが突進したような、
オランダらしい古い風車も、ちゃんとあります。

そしてもちろん、オランダ名物「跳ね橋」も!
この橋は14世紀につくられたものだとか。

博物館の広場では、木靴などオランダの伝統衣装を
身につけた人たちが、伝統ダンスを踊っています。
これは「風車ダンス」というんですって。

りありー?も音楽に合わせて、見よう見まねで踊ります。
なんかちょっと盆踊りみたいだけど(笑)
でも、とってもたのしそう。

オードリーが少女時代を過ごした場所があって、
オランダの伝統もたのしめて、食べものもおいしそう。
アーネム、たのしいところですねー。
次回、こんどはオランダの別の街へ、
ゾルダーさんが連れていってくださいます。
続報をお待ちください。