小倉充子さんと、江戸のきもの。江戸型染作家の小倉充子(おぐら・みつこ)さん。
型染という手法で、江戸の風俗を、浴衣や、
下駄の鼻緒、手ぬぐいなどに描きだします。
小倉さんの描く江戸は、
まるで「いま、ちょっとそこで見てきた」みたいで、
しかも、ほかにはないオリジナル。
小倉さんの浴衣を着て下駄を履き、夏の東京を歩くと、
「ああ、ここは、江戸とつながってるんだなぁ」
なんて思ったりして。
もしかしたら小倉さんって、江戸と行き来できる
からくり下駄を持っているのかもしれません。

5月9日から大橋歩さんの
「イオグラフィックギャラリー」で開かれる個展を前に、
小倉さんの工房におじゃましてきました。
型染のこと、神保町の実家のこと、
そして、大好きな江戸のこと、
いろいろ、聞いてきましたよ。

第六回 小倉充子さんの浴衣展 @イオグラフィックギャラリー 紙上レポート
2009-05-13-WED

前の回へ
トップへ

(C)hobo nikkan itoi shinbun