シェフ
シェフの糠漬け
1 糠漬けを始めてからの変化。
シェフの糠漬け

先週書きました
「自家製の糠」
つまり、家庭用精米機で玄米を精米し、
出た糠を有効活用する、という手。
「おいしい水対策」としても、とてもいいです!
あ、「おいしい水」というのは
前々回書きました
糠床から染みだす水のことであります。
祖母が
「せっかくのおいしい水を捨てることはにゃあ(ない)」
と言ったことから、武井家では
糠床の水分は捨てないというのが
不文律になっているのです。
糠を追加して、水気を吸わせるべし、と。

で、そうやって1週間。
糠が「べちょべちょ」から「ふかふか」に
かわりました。うむ、かわいいやつめ。
手(ぼくは、生手派です)を入れるときも
水分がすくないほうがいい感じ。
それに、自作の糠というのは
なんとも気分がいいですね。
すごく「だいじにしている」気分になります。
ええ、そう、だいじにしているという、気分がだいじ。

さて、無農薬糠(つまり無農薬栽培の玄米を
買ってきたという意味ですが)とあわせる塩ですが、
当初は実家から送ってきてもらった
「あらじお」を使っていました。
未精製の、ミネラルと水分を含んだ、ざらざらした塩で、
徐々に溶けていきます。
これがなくなりました。
で、ふだん使っている塩でいいよなあと、
「モティア」というイタリアの塩を使っています。
なぜかフラミンゴが塩田にいるイラストが書かれた
(イタリアの塩田にフラミンゴっているんだろうか?)
1キロ300円くらいの、イタリアのあらじおです。
岩塩じゃなくて海の塩です。
これはぼくわりと長く使ってまして、
いままでも和食の調理なんかにも活用してて、
なんでもイタリア料理になるってわけでもなく、
とくにクセもなかったので不安はなかったんですが
なんとなーく、これまた「気分」として
「糠床にイタリアの塩ってどうなんだろう」
と思いましたが、糠床には
「まあ、もう、実家じゃないんだから、
 好きにやっていこうぜ」と話しかけつつ
いまはかなりの割合で
糠床がイタリア化しています。
こんどズッキーニ漬けてみようかな?

かように順調なマイ糠漬けライフですが、
「うつわ」だけは、定まっておりません。
あれやこれやと盛りつけてますが、
これだというひと皿は、いまだ決定せず。
ちなみにきょうの画像で使ったのは
下和弘さんという作家のうつわです。
サイズ、かたちはたいへん糠漬け向き!
ちょっと洋風なかんじになりますねー。



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