ニュースのご近所。
あの出来事、近くで見るとこんな感じ。

第32回 「おもしろい警察の人」特集。


こんにちは!

まずはじめに、ドイツのGKカーンさんの
ヨーロッパでの評価について、
欧州在住者からいただいたメールを、ご紹介しますね。







・8月30日の「ニュースのご近所」読みました。
 今もなお、熱狂的なカーンさんファンが
 日本に大勢いることが、すごく嬉しくて、
 筆をとりました(というか、キーボードを)。

 私はワールドカップのときは、
 アイルランド人の連れ合いと、
 スペインにサッカーバカンスに行き、
 テレビのあるバーで
 サッカーの試合と夜のニュースを
 連日見歩いていました。
 日本の報道が気になり、
 時間があるとインターネットカフェで
 ニュースをチェックしたりもしていました。

 他の欧州在住の方からお話があったように、
 スペインでも、
 ドイツサッカーの不人気は大変なものでした。
 「機械のようで、人間味がない」という評価です。
 わりと目立つからでしょうか、
 特にカーンさんは嫌われていました。

 ところが、ドイツチームが
 日本に着いたことを報道するテレビニュースでは、
 高校生やら多くの女性が空港で、
 カーンさんに向かって、
 キャーキャー言っているシーンが映り、
 連れ合いは目を丸くして
 「信じられない光景だ!」
 そして数日後、しみじみと、
 「カーンにとって、初めての経験だろうなぁ……」

 決勝戦後の日本語ネットニュースには、
 カーン人気の凄まじさが書いてありました。
 なかでも、
 「多くの日本人ビジネスマンが、
  不振の日本経済で奮闘する自分達と
  負けたカーンの姿を重ね合わせている」
 という話に至っては、
 完全にヨーロッパの視点にない発想であり、
 お酒の席での大きな話題に発展しましたよ。

 わたしは、これだけいる選手の中でも、
 カーンさんのキャラクターを鋭く見抜いて
 ヒーローに仕立て上げることのできる、
 日本人の独特なセンスが本当に大好きです。
 このセンス、自慢のタネかも!
 (たえ)

 
 



ドイツサッカーの
「ドイツ以外のヨーロッパでの不人気」が
当たり前になっていたので、日本でのカーン人気に、
驚いたり喜んだりしてくださったというメールでした!

さて……ここ数日、このコーナーでの
「おもしろい警察の人」というシリーズ宛てに、
地味ながら、なぜかメールが届きつづけているのです。

そこで、今日は日曜日ですし、のんびりした特集として、
こういった「警察の人関係」のメールを、
まとめてお届けいたしますね! では、どうぞ。







・小さい頃の思い出に「消防署」があります。
 それはそれは間抜けな子供だった頃、
 少年探偵団が近所の子供達の間でブームでした。
 本気で地下に基地が作れないか考えるほど……(笑)。
 結局は、近くの竹林の中に
 基地をつくり、みんなでいろいろ対策をねっていました。
 今考えると、集まっていったい何を
 解決しようとしていたのかすら謎です。

 そんな中、馬鹿な子供5人は
 警察のお手伝いがしたいと思い、110番をしました。
 (確かテレビの少年探偵団は警察の人たちと仲良しで
  色々解決していたんですよね〜<笑>)
 でも怖くて、すぐに電話をきっちゃったんです。

 でも逆探知で、かかってくるじゃないですか。
 「どうしたの?」と聞かれ、
 「何かお手伝いしたいんです。子どもたちで」
 というような事を言ってしまいました。
 いま考えると人騒がせですよね。
 助けを求めてる人が電話する場所なのに。
 しかも子供だから何を勘違いしたか
 119番にかけてたみたいで、
 そこそこ大きい消防署が近くにあったので
 そこから「一度消防署にきなさい」と言われて
 ドキドキしながら行きました。
 絶対おこられるんだ〜!!と泣きそうになりながら。

 けれど消防署のおじさんたちは、
 私達の話をきちんと聞いてくれて、
 フカフカのソファにすわり、
 真剣に相手をしてくれました。そこで
 「自分たちの周りで
  困ってる人がいたら助けてあげてね」
 といってくれたのです。さらに、
 「誰かを助けたいと思うなんてえらいね」と。


 ただ遊びで言ってる私たちなのに
 なんだか凄く嬉しくなったのを覚えています。
 それで私たちは納得し、家に帰りました。
 今考えると、凄くえらい人の部屋のような気もするし、
 こんな馬鹿な子供の相手をしてくれた
 消防士さんたちにとても感謝したい気持ちでいっぱい。
 私が小学校2年生の頃の話でした。
 (まりこ)



・先日、大阪市内のとある場所で、
 交番のおまわりさんに道を聞きました。
 いかにもベテランらしいおまわりさん。

 「あぁ、そこへ行くには
  この道をまーっすぐ行ったら、交差点の左に
  ローソンみたいなファミリーマートがあるさかい、
  そこを右折してください。」

 「ん?」と思ったのですが、言う通りに行ってみると
 交差点にあったのは『セブンイレブン』でした。
 ええかげんな浪速のおまわりさん、おもろいです。
 (まっちゃ)



・ある日、妹夫婦が
 マンションの駐輪場に行って見ると、
 いつもの場所に自転車がない。盗まれたもよう。
 その時ちょうど通りをはさんだ向かいに
 警察の仮庁舎があったので、窓口の警官に事情を話すと、
 「どれどれ?」と現場を見に来てくれました。

 妹のマンションの駐輪場は、二段になっていて、
 上の段は、溝に車輪を入れて
 そのままよいしょと持ち上げるという、
 結構よく見る形なのですが、
 その警官はたぶん一戸建てに住んでいるのでしょう。
 始めて見た様子で、
 「これは、どうやって自転車を置くのですか?」
 と聞くので、妹のダンナが、自転車を、
 よいしょと、上の段に置くのを実演したそうです。
 
 そうすると、そのひとは、「へ〜」と、ビックリして、
 「これは難しいですね。
  素人の犯行じゃない。プロのしわざだな?」

 と言ったそうです。
 妹夫婦は、互いに目配せしながら
 「……おいおい、だいじょうぶか、この警官。
  こんな駐輪システムどこのマンションにもあるじゃん」
 と思ったそうです。
 その警官、マンションの周りをぐるぐる周り、
 「しかし、何でおたくの自転車が盗まれたのでしょう?
  駐輪場があることを知っているのは、関係者なのか?」
 と、つぶやいたそうです。
 
 「うちの自転車が盗まれたのは、
  うちの場所が建物の影になって
  盗みやすい位置にあっただけだよ!」  
 「ここに駐輪場があることは、
  ちょっと覗けば誰でもわかるじゃん!」
 などなどとつっこみを入れたいのを
 夫婦二人で我慢しながら見ていたそうです。

 その後、警察に、被害届けを出したのですが、
 こりゃみつからないだろうな、と、
 あきらめて、新しい自転車を買ったそうです。
 案の定、盗まれた自転車は出てこなかったそうです。
 (匿名希望)

 
 



最初の話、すごく好きです。
消防署の親切な方は、
子どもたちの「警察に協力したい」という
話を聞きながら、うれしかったでしょうねぇ。
子どもだった「まりこ」さんも感激したでしょうが、
おとなも、子どもなりの気持ちがかわいいなぁと感じて
真剣に話を聞いてあげたのだと思います。

そして、
「ローソンみたいなファミリーマート」
「これは、プロのしわざだな?」に笑いました!

では、次回のこのコーナーで、お会いしましょう。

さまざまな、日本国内や海外からの
ニュースのご近所のおたよりは、
件名を「ご近所ばなし」として、
postman@1101.comまで、どうぞーー!!

2002-09-01-SUN

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