ほぼ日&りょくけん
台風スペシャル!
トマトジュース
最小限の水と、ほんの少しの肥料だけをやって、
植物の生きる力を引き出すと、
おいしい、生命力に満ちた野菜ができあがる。
これが、永田照喜治先生の永田農法。
そうやってつくった野菜は、
たしかに日本にあるのですが、
手に入れるのが簡単じゃなかった。
台風のおかげで今年限りのこんな限定企画ができました。

台風でできたスペシャルな
トマトジュースを販売します。

12月に入ってからも台風並みの強風が
日本列島を吹き荒れた日がありましたが、
今年はほんとうに、台風の当たり年でした。
いくつもの台風がくりかえしやってきて、
各地で深刻な被害をひきおこしました。
りょくけんのおいしいトマトが育つ北海道も、
ここ数十年ぶりの、大きな台風が襲いました。
9月8日にやってきた、台風18号です。

台風18号は、有名な北海道大学の
ポプラ並木が倒れるほどの、風の強い台風でした。
北海道の各地では、歴史的な最大瞬間風速を記録。
その風害は、トマトのビニールハウスを
あっという間に引きはがし、倒壊させました。

目をかけて育てたトマトが、
熟した実の重みと風でボトボト落ちていく。
その光景はまさに
「悪夢を見ているんだようだった」と
農家のみなさんはおっしゃいます。

地面に落ちてしまったトマトはあきらめ、
強風に煽られて打ち身や傷ができたもののなかから
損傷の少なかったものを救い出し、
あとはごくわずかに
元気に枝にしがみついていたトマトだけを収穫しました。
しかし、葉のかたちが崩れていたり
わずかな傷や打ち身であっても、
赤い実に傷跡が残っていては、
野菜売り場に並べることはできません。

たったわずかになってしまったけれども、
今年のトマトを味わってもらうには
トマトジュースにするしかない。
りょくけんの農家のみなさんは、そう考えました。

ほとんどのトマトが
台風で飛ばされてしまったわけですから、
今年の被害は、取り返しようもありません。
しかし、わずかに残ったトマトが、
ジュースになって食卓にのぼり、
だれかに「おいしい」と言ってもらえるとしたら
たった1晩で台風に持っていかれた
「トマトを味わっていただく喜び」が取り戻せる。
そう考えて、農家のみなさんは、
トマトジュースを作ることを決めました。



「ほぼ日」は、このトマトジュースを
ひとりでもたくさんのみなさんに
味わっていただきたいと思い、
「ほぼ日&りょくけん
 台風スペシャル!トマトジュース」
として、限定で発売することにしました。
このように「台風」という事情で
イレギュラーにできたジュースですので、
ふだんのりょくけんのトマトジュースより
安い価格でご提供します。

被害に遭ったトマトは、もともと生で食べるために
永田農法(*)でつくられた
糖度の高いおいしいトマトです。
このトマトを、ジュースにするのですから、
これは、逆に考えると
台風がくれたおいしいトマトジュース、
と言うことができます。
今年限りの、おいしいジュースです。

販売は、りょくけんが窓口になって
12月13日(月)11時より開始します。
500箱が売り切れ次第終了となります。

それでは、
「ほぼ日&りょくけん
 台風スペシャル!トマトジュース」の
販売内容をお知らせします。

ほぼ日&りょくけん
台風スペシャル!トマトジュース

販売期間 12月13日(月)11時から
商品内容 トマトジュース1000ml×6本セットのみ
販売方法 500箱を完売次第終了
販売価格 4800円(税込み、送料別)
配送方法 クロネコヤマト利用 実費お客さま負担
     (例:東京大阪など470円)
     ご注文確認メールで個別にお知らせします。
支払方法 代引き

りょくけんのページを見るかたはこちらへ。
http://www.211831.jp/index.html
なお、こちらのページでは
「ほぼ日&りょくけん
 台風スペシャル!トマトジュース」以外の
トマトジュースも買うことが出来ます。

それでは、お買い逃しのなきよう
13日(月)にまたこちらのページをのぞいてくださいね。

*永田農法とは?

永田照喜治氏により考案された農法。
植物が本来持つ生命力を最大限に引き出し
あまくしまった、
おいしい野菜やくだものを育てる。
痩せた土地で厳しく育てることが多いため、
その手入れはふつうの農法に比べ
格段に手がかかるといわれている

感想メールはこちらへ! 件名を「トマトジュース」にして、
postman@1101.comまで、
ぜひ感想をくださいね!
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2004-12-10-FRI


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