weeksdays

大きな革のトートバッグ

ほぼ日で売っていた「くまのお届けバッグ」という、
紺地に白のクマが描かれたバッグが元になっています。
これでまっ白があったらいいなぁ。
そんな想いから「白いお店 &」の
白いバッグができたのが、2013年のこと。
「weeksdays」バージョンでは、
横のポケットとICカード入れをなくして、
さらにシンプルにしました。
中の内ポケット以外何もない、
箱のようなデザインなのですが、
なんでも入る大きさなため、
存在感はしっかり。
コーディネートの主役にもなるんです。

Tシャツとパンツでシンプルに。
柄物のワンピースと。
冬は厚手のニットや
ダッフルコートと。
白さが街に映えて、
持つだけでなんだか元気になるバッグです。

そして、白を作った時に、
まわりの男の人たちから
「これでネイビーがあったら!」
そんな声を多くもらいました。
ほほう、なるほど。
「白の大きなバッグがほしい」。
頭の中はそのことばかりだったのだけれど、
たしかにネイビーもすてきそう。

できあがったサンプルの第一印象は
「色がちがうと、こんなにイメージが変わるのか!」
ということ。
色ってすごい力を持っているものです。

さっそく男の人に持ってもらうと、
なるほどしっくり。
ボタンダウンのチェックのシャツや、
デニムとの相性もよし。
しかもこれを持つと、
トートバッグなどの布もののバッグより
きちんとして見える。
ちょっと「カチッと」した形が
そんな風に見せてくれるのかもしれません。

さて、では男性用かというと
いえいえそんなことはありません。
同系色のやわらかい素材のワンピースとコーディネートするとシックに、
また斜めがけしてコットンのワンピースと
コーディネートするとカジュアルな印象にもなる。
恋人同士やご夫婦で共用できるバッグでもあるのです。

(伊藤まさこ)

ぽんと置いても自立するくらい、
しっかりした革を使ったトートバッグです。
高さ330mm × 幅390mm × 奥行き160mm、
つまり容量は 20.59リットル。たっぷり大容量です。

このバッグは、以前、伊藤さんといっしょに、
「ほぼ日」の「白いお店 &」のなかで展開していた
「白い革のバッグ」をベースにした、
「weeksdays」のオリジナル。
マチの外側についていた外ポケットと、
付属していたパスケースを外し、
よりシンプルな仕様でつくりました。
内側には210mm × 幅180mmのポケットが
ひとつついています。

ちなみに製作は、三越伊勢丹さんにお願いしました。
グレードの高い、やわらかな「一枚革」を使い、
2枚を底面で縫い合わせた、
四角い、すとんとしたかたちのおおきなバッグです。

手に持ったり、腕にかけたりするための持ち手と、
肩掛けの2ウェイ。
肩掛けは70mmの幅がありますから、
重いものを入れても、肩に食い込むことがありません。
そのまま片方の肩にかけてもいいですし、
たすき掛けにしても使いやすい長さになっています。

色は2色。
「白いお店 &」のときは白1色でしたが、
「weeksdays」用に、白と紺をつくりました。
白はきりりとした、あまさのない白。
紺は、万年筆のインクにある
「ブルーブラック」のような、深めの紺です。

女性が使う革のトートを、
と、開発当初は考えていたのですけれど、
今回、紺をつくってみて、
「これは男性にもぜひ!」と思いました。
品質感の高さにくわえて、たっぷり入る実用性、
そしてシンプルながら表面積が大きいことで、
一見地味に思えますが、
しっかりとした存在感があるんです。
持ったときのすがたが、
とてもスタイリッシュにうつりますよ。

白、紺

素材

牛革、肩掛け裏側のみ合成皮革

サイズ

本体:牛革 高さ33cm × 幅39cm × 奥行き16cm
内ポケット:牛革 高さ21cm × 幅18cm
肩かけ:牛革(裏側のみ合成皮革) 長さ86cm × 幅7cm
持ち手:牛革 長さ31cm × 幅2cm

重さ

約980g

生産国

中国

知っておいてほしいこと

  • ・お使いいただくうちに革が手や身体になじみ、「いわゆる革製品の味わい」や「使用感」が増してきます。色の経年変化は、あまりありません。

  • ・革製品全般に言えることですが、革の表面は、先の尖ったものでこすったり、ツメでひっかいたりしますと、「キズ」や「汚れ」がつきやすい性質があります。そうした「キズ」や「汚れ」も含めて、使い込む過程での変化は革製品をたのしむ醍醐味でもありますのでどうぞその点、あらかじめご理解ください。

  • ・革本来の風合いをそこなわないように加工を施しているため、革が元々もっているシワ、傷、シミ、血筋などが表面に見られることがあります。また、使用環境によっては、革が元々もっている油分が表面に浮き出し、シミのように見えることがあります。革の持つ特徴をご理解いただき、 革素材特有の風合いをお楽しみください。

  • ・革の部分の経年変化と同様に、白い塗装もお使いいただくうちに、じょじょに薄くなったり、摩擦などで剥がれたりする可能性がありますご了承ください。

  • ・ドライヤーや、アイロンなどの熱を加えると、革が不自然に変色してしまったり、ダメージをうけてしまう場合があります。また、同じ理由から、日差しの強い日の車内など高温多湿の場所や、直射日光の当たる場所などにも、長時間放置しないよう、お気をつけください。

  • ・極端に重いものや先の尖ったものを入れると、革を傷めたり、型くずれしてしまう場合があります。それぞれ、持ち運びできる重量については、お使いいただく回数やご使用状況にもよるため一概に、どのくらいとはお伝えできないのですが、「長時間、気軽に持ち歩けるていど」とお考えいただければと思います。

  • ・革が濡れた場合はすみやかに乾いた布でたたくようにして水分を取り除き、高温での乾燥は避け、風通しの良い場所で陰干ししてください。

  • ・濡らしたまま放置すると、シミができたり、革じたいが劣化してしまう場合があります。もし、水などがついてしまったら、タオルなどで「拭かず」に上から静かに「押さえる」ようにして水分を取り除いてください。少しでもシミなどをつくらないためには雨の日などにお使いいただいたあとはできるだけ、ぬれたまま放置しないよう気をつかってあげてくださいね。

  • ・ふだんのお手入れとして、毛羽が少なく乾いた柔らかい布やシリコンクロスなどで
表面を軽く拭くことをおすすめいたします。ベンジンやシンナーなど揮発性溶剤のご使用は、革をいちじるしく変質させてしまうおそれがありますので、お避けください。また、目立つ汚れがなくとも、お使いいただいたあとに簡単にでもお手入れしてあげると、より長く、ご愛用いただけると思います。

  • ・温度や湿度の高い場所に置いておいたり、粘着性のある素材と長時間密着させておくと、変質や色落ち、色移りすることがあります。保管場所には十分ご注意ください。

  • ・裏地なしの一枚革を使用しております。そのため、毛羽がでてしまい毛羽がはがれたものがバッグに入れた物に付着してしまう場合がございます。

  • ・生産工程上、縫製部分にミシンの送り跡が出る場合がございます。

  • ・革は摩擦や水に濡れることで、表面裏面ともに色落ち、色移りする場合がございます。ご着用される衣服や、バッグの中に入れる物などへの色移りに、ご注意ください。また、デニムなど色落ちしやすい素材をご着用の際は、バッグへ色移りする場合がございますので、ご注意ください。

スタッフクレジット

写真|有賀傑
商品写真|沖田悟
ヘアメイク|広瀬瑠美
スタイリスト|伊藤まさこ
モデル|坂巻弓華(身長 162cm)

衣装

リブタートルニット:HARRISS GRACE(ハリス グレース)
ニットカーディガン:Harriss(ハリス)
ブラウス:Bella Jones(ベラ ジョーンズ)
ワンピース:Harriss(ハリス)
ブーツ:trippen(トリッペン)
オールインワン:HARRISS GRACE(ハリス グレース)
シューズ:trippen(トリッペン)

※商品と上記以外の着用物はすべてスタイリストの私物です。