絵本作家の酒井駒子さんに
インタビューする機会を得ました。
子どものころの記憶、
お芝居に没頭していた大学時代、
デビューのきっかけ、
山の中にあるアトリエのこと‥‥。
酒井さんにとって、絵本とは何か。
言葉の端々から、伝わってきます。
現在、開催中の個展の会場で、
たくさんの
酒井さんの作品にかこまれながら、
ゆっくりとうかがいました。
全7回、担当はほぼ日の奥野です。

背景:『まばたき』原画(岩崎書店、2014年)

>酒井駒子さんのプロフィール

酒井駒子(さかいこまこ)

1966年生まれ、絵本作家。絵本に『よるくま』『はんなちゃんがめをさましたら』(いずれも偕成社)『ロンパーちゃんとふうせん』(白泉社)など、画文集に『森のノート』(筑摩書房)。『きつねのかみさま』(作 あまんきみこ、ポプラ社)で日本絵本賞、『金曜日の砂糖ちゃん』(偕成社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌賞、『ぼく おかあさんのこと…』(文溪堂)でPITCHOU賞(フランス)・銀の石筆賞(オランダ)、『くまとやまねこ』(文 湯本香樹実、河出書房新社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。『ゆきがやんだら』(学研プラス)はニューヨーク・タイムズの「2009年の子供の絵本最良の10冊」にも選ばれた。

  • 酒井駒子さん初の大規模個展が、
    立川の素敵なミュージアムで開催中です。
    デビューから最新作までの絵本から、
    約250点の原画が展示されています。
    よるくま、ビロードのうさぎ、
    くまとやまねこ、金曜日の砂糖ちゃん‥‥。
    展示空間そのものや、
    木製の什器も、すばらしい出来栄えです。
    酒井さんの作品世界にいるようで、
    ドキドキしたり、でも、なぜか安心したり。
    つい「みみをすまして」しまう展覧会。
    会期は7月4日(日)までです。
    場所は、立川の「PLAY! MUSEUM」です。
    本当に、おすすめです。
    また、立川のあとは横須賀美術館に巡回。
    会期は
    2021年7月10日(土)〜9月5日(日)。

    詳しいことは特設サイトでご確認を。

    https://play2020.jp/article/komako-sakai/