古典を学ぶ場「ほぼ日の学校」の学校長の河野通和は、
もともとは編集者、そして大の本好き。
あらゆるジャンルの本を読み尽くしてきました。
その、学校長がコツコツ口説いてきた本屋さん、
この場限りでオープンする本屋さんなど
「おもしろい本屋さん」8店舗が、
2月22日〜24日の3日間だけこの場にあつまります。
しかも、日替わりママの「バー・X」も開店。

このイベントの詳細と、
「おもしろい本屋さん」の1軒ずつを、
これまた本屋好きの作家の
浅生鴨さんとご紹介していきます。
紹介の順番は取材の順番です。

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no.1

概要お伝えいたします。


いろいろ盛り込みました!

そもそも「ほぼ日の学校」は「古典」を学ぶ場です。
今まで「シェイクスピア講座」「万葉集講座」などを
開講してきましたが、
(講座は、オンラインでご視聴いただけますので、
ご興味があれば、ぜひこちらのリンクからどうぞ
あわせて「ほぼ日」の読み物として、
「本」にまつわること、
「本」を読むことに関するコンテンツも
たくさんつくってきています。
19歳の本棚
ほぼ日の読書会
河野さんのこわい書店

現在は講座「橋本治をリシャッフルする」を開講中。現在は講座「橋本治をリシャッフルする」を開講中。

そして「ほぼ日」の
お買い物イベント「生活のたのしみ展」では、
「河野書店」として、数回出店もしています。

「生活のたのしみ展」の河野書店での河野学校長の様子。「生活のたのしみ展」の河野書店での河野学校長の様子。

「ほぼ日曜日」でのイベントの企画も
やっぱり「本屋さん」に
まつわることにしよう考えました。
ただ、今回はいつものように
学校長の河野セレクトの書籍を販売するだけではなく、
いつもよりもおおきなスペースを生かして、
おもしろい書店さんや、
おもしろい出版社さんにきていただき、
「本のたのしみ展」をやることにしたのです。

具体的に説明して参りましょう。

こんな本屋さんがあつまります。

ここが「ほぼ日曜日」の現場。本屋さんが集まる現場です。ここが「ほぼ日曜日」の現場。本屋さんが集まる現場です。

青山ブックセンター
東京千駄木・往来堂書店
光文社古典新訳文庫のお店
「100分de名著&学びのきほん」(NHK出版)
赤坂・双子のライオン堂
ミシマ社の本屋さん
十二国記屋
河野書店
(取材にお伺いした順)

今日は、名前だけの紹介ですが、
これから順番に本屋さんの紹介をさせていただきます。
なんと、贅沢なことに、本屋さんの取材は
作家の浅生鴨さんが引き受けてくれました。

鴨さんは、出版社から
本を出しているのはもちろんですが、
ご自身で出版業もされているので、
本屋さんとは、著者としてのお付き合いだけではなく、
小さな出版社としてのお付き合いもされています。
そして、なにより本が好き。本屋さんが大好き。
ぶらりと本屋さんにいっては、
「やっちゃったー」といって
重い紙袋をぶらさげて
事務所に帰ることもしばしばあるそうです。

ほぼ日の学校がPARCOの「ほぼ日曜日」で
本屋さんと一緒にイベントをしようとなったときに、
アイデア出しの段階でも
ずいぶんご相談をさせていただき、
その挙げ句に、
取材も引き受けていただくということになりました。
ずいぶんおおきな流れ弾にあたった形です。
鴨さんすみません。
そして、取材で鴨さんを待ち受けていたのは、
散財でもありました‥‥。

オールマイティー店員・鴨さん

鴨さん。現場では鴨になっているわけではありませんが、すぐおわかりになると思います。写真は「ほぼ日」のコンテンツより。鴨さん。現場では鴨になっているわけではありませんが、すぐおわかりになると思います。写真は「ほぼ日」のコンテンツより。

その鴨さんは、イベント当日も
会場で大いに活躍してくださる予定。
肩書は
「オールマイティー店員ときどき書店主」です。

さまざまなお店に気まぐれにあらわれては、
店員さんとして、本の解説をしてくださる予定です。
どんどん話しかけて、
じゃんじゃん解説してもらってください。
鴨さんは、なかなかシャイな方なので、
ご自分からはあまり話をしないかもしれませんので、
話しかけベースでお願いします。

そして「ときどき書店主」のほうは、
なにかといいますと、
ほぼ日の学校の学校長の河野のお店
「河野書店」のおとなりで、
ちいさな「鴨書店」をオープンしてくださるそうです。
ご自身の著作、同人誌を販売予定です。
「頼まれれば、サインだってします!」とのこと。

こちらが同人誌。 こちらが同人誌。

時折、店内でトークイベントがあります。

お買い物をしていると、突然セッティングが始まり、
トークイベントを始める予定です。
お買い物をしながら、椅子にすわって、
ぜひ、聴いていってください。

たとえば、能楽師の安田登さんによる

未来を考えるために古典を読む
~『別冊NHK100分de名著 読書の学校
安田登 特別授業「史記」』刊行記念イベント~

など、たのしくて、ふむふむ学べるひと時をおとどけします。

そのほかにもたくさんのイベントを開催予定ですので
イベントのタイムスケジュールはあらためて発表いたします。

当日、その場で盛り上がれば
そのままトークイベントがはじまるかもしれません。
ツイッターなどでもお知らせしますので
みなさんのご来場お待ちしています!

ほろ酔いで読書! バーX!

「ほぼ日曜日」内のキッチン。フロアから丸見えのキッチン。「バーX」の現場。「ほぼ日曜日」内のキッチン。フロアから丸見えのキッチン。「バーX」の現場。

こちらは、学校チームならではの企画。
ウワバミのようなチームのメンバーが、
「ほぼ日曜日」にキッチンがあると聞くやいなや
立ち上がった企画。
前からやってみたかった企画。
それが、「バーX」。

日替わりママがお酒とおつまみを販売いたします。
いや、ママといっても、
「ほぼ日」の乗組員ですが‥‥。
22日が
将来は「小料理屋を開店したい」という
23日が
「私は飲み屋かな」という
24日が
「お店に立つのは久しぶり」というです。
キッチンは、
「定年後はおべんとうやさんをする」という、
ほぼ日の宴会料理番長の
担当いたします。

目玉のメニューは
「兄のワイン」と「出会う古本X」です。
ワインは、イタリアのナチュラルワインのロゼ。
なぜ「兄」なのかは、
現場で妹が説明をします。

そして、「出会う古本X」とは、
ほぼ日の学校名物商品。
ほぼ日と各乗組員の
プライベートな本棚から、
「読んで良かったから誰かに読んでほしい」
と思う、それぞれのおすすめ本をあつめて
包装して中身が見えないまま、
短い説明文つきで販売します。
「生活のたのしみ展」で、
大好評だった企画です。
ドリンクと一緒にご注文くださいね。

―――――
といったところが、
今決まっていることなのですが、
開催までまだ時間があるので、
新たになにかを盛ってしまうかもしれません。

普段本を読む方はもちろん
楽しんでいただけると思いますし、
最近本を読まなくなってしまったなあという方、
本は全く読まないけど、
いい本があったら読むのになという方、
とにかく、その三連休はひまにしているという方、
渋谷PARCOの話は聞いていたけど、
まだ行ってないという方も
ぜひぜひ、のんびり遊びにきて、
本にまみれていただけたらと思います。

ちなみに、
会場の「ほぼ日曜日」は8Fで、
到達するのがなかなか難しいのです。
「EAST」のエレベーターで
ビューンと8Fが一番簡単
ですが、
とにかく「パルコ劇場」の隣、
とおぼえておいていただくと良いかと!

では、次回からは本屋さんの
ご紹介をしてまいります。
おたのしみにー!
お相手は、「学校チーム」のモギでした。

(つづく)

2020-01-31-FRI

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