「たしかに」
いやぁー、ついにこの時が来てしまいました。
今回のテーマ「たしかに」は私には大きすぎるのです。
ずーっと、やろうやろうと思ってはいたものの、
なんせ、難しい問題なんで逃げてたんです。
「たしかに」ってのは、ことばの問題なんで、
どっかの大学教授や評論家にやらに
まかせとけばいいんですよ、本当は。
この「たしかに」とゆー相槌が、
「もう流行ってる」なんて言うことは、
私のようなへなちょこ女子大生の成せる技じゃないのです。
が、ここは怖いもの知らずの特権？をいかして、
いつものように意見しちゃいます。
まず、「たしかに」とゆーことばが流行ってるって、
気づいてました？
かなりのひとが、たしかに、
たしかに、たしかにって言ってるんですけど。
でも、気づいてるはずがないのですよ。
だって、「流行ってるってことに
気づかずに使ってるひとたち」が、
流行らせているのですから。
ここではまず、「たしかに」が流行ってるとゆー事実を、
お伝えしておきます。
次に、「たしかに」の使い方なんですけど、
間違った使い方をしてるわけでもないんですよ。
ただ、「たしかには流行ものである」と気づいてない人が
色んな場面で使いまくってるのです。
「ただの相槌じゃん」と言えればそれで済むんですけど、
「たしかに」はただの相槌じゃ片づけられません。
だって、人と何かを話してて、
その相槌として「たしかに」を使うんですよ。
「そうですね」じゃなく「たしかに」を使う。
これって、明らかにカッコつけてますよね。
「たしかに」って、もっとちがう使い方だったですよね。
『殿、ここに例の３百両が・・』『ふっふっふ、たしかに』で、
越前屋お主もワルじゃのう、が正解でしょ。
なのに、甲さんと乙さんが会話をしている場合。
甲さんが難しいことを話しだしたとしますよね。
乙さんはあんまり話の内容が理解できてないくせに、
いかにもってかんじで「たしかに」といってるんです。
でも、このてーどならまだかわいいもんですよ。
もっとやな奴は、「そんなこともう分かってるよん」と、
心の中で思いながら「たしかに」を連発する奴
（わかってないくせに）。
こーゆー奴は「たしかに」の言い方が、妙に憎たらしい。
その時「たしかに」を言いながら、
うなずく様な感じで、首を縦に軽く振ったりする。
さらに腕でも組んでようものなら、
これ、すごく感じ悪いですよ。ホントに。
あー、思い出しただけでも、腹が立ってきた。
なので、「たしかに」の用法・用量を守って下さい。
本当に理解してる人は「たしかに」なんて、
偉そうに言わないですよ。
ゼッタイに。 「あ、そーか」でも、
「あぁ、ねー」でもいいじゃないですか。
でも、何で私がここまで力説してるのかなぁ？
自分だってよく使ってるくせに。
まっ、とりあえず「たしかに」の
使い方をご紹介しときました。
それから、「こいつ、たしかにって言いそうだな」
と思って人の話聞いてると、
ホントに言ったりしますからすごく面白いですよ。
ぜひ、おためし下さい。
まーしかし、
こんなこと言ってる私が一番憎たらしいです。
「たしかに」←ほら、こういう使い方が、
かんじわるいでしょう？
