ポカスカジャンに質問! パート2

作品はどういうふうなチームワークで
つくるんですか。
みんなで一緒に考えるんでしょうか。

基本的に3人で馬鹿話しながらつくります。
その後でこの曲はこの人の担当、この曲は3人で、
みたいな感じで自然に役割が決まりますが、
ここで注意してほしいのは、
その人が歌っているからといって、必ずしもその人が
曲をつくったという訳ではないということです。
ウフフフ……。


ポカスカ・ネタ・ベスト10、を考えてください。
「受けた・受けなかった」じゃなくて、
「好きだっ!」ということで選んでください。
それぞれ、ひとことずつ、解説もつけてくださいね。

3人で選んだら、ほとんどポカスカのファンも
知らないであろうマニアックなものになってしまいました。

1)中山省吾の『返歌』
  ……省吾が新宿二丁目のファンからの手紙に返歌を
    送ったもの。歌った後の場内、
    静まりようといったら……。

2)ユーミンがつくった『水戸黄門の主題歌』
  ……初めて演出の喰さんに見てもらった作品。
    何も解ってないってすごいことですよ。

3)八代亜紀の『ノアの舟歌』
  ……八代亜紀の舟歌を、省吾がノアの方舟ふうの
    替え歌で歌っている横で、大久保と玉井が
    動物の鳴きまねをするもの。かなりバカバカしい。

4)精神病『ビートルズメドレー』
  ……PSJのメドレーのなかでもいちばん長い
    12分42秒の大作。聞いてもらわないことには……。

5)ストレート歌謡『タイタニック』
  ……この作品を発表したとき、実は誰も
    タイタニックは見ていなかった。
    かなりいい加減な作品。

6)尾崎豊『ハムレットを唄う』
  ……死ぬべきか生きるべきか、玉井が体じゅうの
    エネルギーを使って唄うナンバー。
    見てるほうもかなり疲れること必至。

7)内田裕也の『俺には座布団なんていらねえ』
  ……一日だけ内田裕也の付き人をしたことがある
    大久保のナンバー。受けたことは1回もなし。

8)西岡恭蔵の『せんだを知らない子供達』
  ……何も言うことはありません。

9)げひんの『待つわ』
  ……ボツネタ。あみんではなく下品な女ふたりの
    グループ・げひんが唄う“待つわ”。
    1回ステージでやってみたい作品。

10)浜田省吾の『君が人間革命の時』
  ……PSJの作品の中での一番の問題作。
    浜田省吾の熱いナンバーにのせて、
    むにゃむにゃむにゃむにゃ……。
    どうもすいません。


好き嫌いは別にして、受けなかった、
思い出すだけで「とほほ……」と
なっちゃうような寂しいネタって何ですか。
これも、解説つけてくださいね。

●ビッグマウス・ブラザーズ
  ……口にプラスチックの器具を入れ、
    これ以上口が開きません状態で3人が唄うもの。
    10分ある作品なのだが、
    インパクトは最初の30秒でなくなり、
    その後の9分30秒は“シーン”状態だった作品。


●ホイットニー・ヒューストンの
 オールウエイズ・ラビン・ユー
  ……ビッグマウスブラザーズを演った単独LIVE
    “新春オナニスト宣言”でのアンコールの曲。
    映画『ボディガード』の主題歌、
    ホイットニー・ヒューストンの
    『オールウエイズ・ラビン・ユー』の
    サビのハイトーンボイスを、
    タバスコを飲んだときの絶叫で唄うというもの。
    客はみなポカンと口を開けていました。
    今想うと、そのときの“新春オナニスト宣言”の
    LIVEの1時間30分すべてが
    「とほほ……」でした。