日本モノポリー協会プロデュース
"大阪版モノポリー"のご案内

これぞモノポリーの醍醐味!奇跡的な逆転劇!!
〜大阪版モノポリー発売1周年記念大会結果報告〜


こんにちは。
来たる2月21日(日)は
「モノポリーで遊ぼう! in レイクタウン」が、
埼玉県越谷市にある「イオンレイクタウン」で
開催されます。
興味をもたれた方が多いようで、
いろいろ問い合わせもいただいております。

その中で目立ったのは、
モノポリーを使ったミニゲームである
「巨大モノポリー大会」「モノポリーゲームラリー」
です。

詳しい内容については
「会場に来てのお楽しみ」とさせていただきますが、
特徴だけ述べますと、「巨大モノポリー大会」
会場に描かれた巨大モノポリーを
「たっぷり楽しむ」イベントです。

一方、「モノポリーゲームラリー」は、
巨大ショッピングセンターの中の3箇所を使った、
まさに「ラリーゲーム」です。
広いショッピングセンターですので、
巡るだけで大変ですね。

また3箇所と書きましたが、
前回のほぼ日で紹介いたしました
「サイコロゲーム」「おかねつかみどりゲーム」
以外にある、もう一箇所のゲーム内容は、
当日のお楽しみに!

3箇所巡って獲得したポイント合計に応じて、
賞品がもらえるというゲームです。
「ぜひとも遊んでみたい」という方は、
なるべく時間に余裕をもって集合いただければ幸いです。
その他のイベントなどはこちらをご参照ください。


さて本日は1月に大阪で開催されました
大阪版モノポリー発売1周年記念大会の様子を
レポートいたします。

モノポリー大阪版は、一昨年に発売開始以来
おかげさまで販売店限定にも関わらず
かなりの売り上げを記録しております。
様々なイベントも好評で、
昨秋には「御堂筋イルミネーション」に
(想像以上に、非常にきれいだったです。
見ていない方は次回の冬を楽しみにしてくださいね!)
イベントでの募金を送付し、
橋下徹知事から感謝状もいただいております。
そんな縁の深い大阪で、今年も新年一発目の大会を
景気よくぶちかまそう、というわけですね。

昨年1月の発売記念イベントは
「通天閣」にて開催してしまったのですが、
今年も負けじということで、
道頓堀の「中座くいだおれビル」、
食道楽・大阪の文字通りどまんなかで行われました。

入口の「くいだおれ人形」こと太郎さんの前には
ひっきりなしに記念撮影の人だかりができています。
ルパン三世に盗まれるなど一時期安否が心配されましたが
幸いこの日までには無事に戻り、
元気な姿を見ることができました。


▲これがあの有名な「くいだおれ太郎」です。
 人気では橋下知事と双璧かもしれませんね。
 右奥は大阪版モノポリーにも登場する
 大阪の著名みやげ物や「いちびり庵」。
 今回のイベントでもお世話になりました。
 なお、カメラを持っている方は、
 記念撮影のフォトサービス担当です。
 なかなかおもしろいですね



もちろんこの太郎さんを取り囲むように
テーブルを配置できれば
目立つことこの上ない宣伝効果なのですが、
さすがにそれは邪魔で(というか寒い!)
許されないでしょうから、
ビルの4階フロアを会場に使いました。
ここは参加者視点では、眺望抜群です。
ただ、一般の通行人からは
見えない位置になってしまいますね。

当日、太郎さんと記念撮影をした
何百人もの観光客の方の中で
「この奥でモノポリーの大会が行われている」
ということを認識していた方は
一体何パーセントいたでしょうか。
うーん、‥‥。

いっそのこと、
私はゲームなどしないで、
ミスターモノポリー(モノポリーのマスコットです!)の
コスプレでもして
太郎さんの隣に立ってサンドイッチマンでもしていたほうが
よほど貢献できるんちゃうか、と
余計なことを考えたりもしていましたが、
不覚にもミスターモノポリーのコスプレセットは
所持しておりませんでした。
次回は気をつけようかと思います。

さて今回の大会のシステムですが、
細かいことは除いて一言でいいますと、
「成績に応じてもらえるポイントの、3ゲーム合計」
で優勝者を決める、というものでした。
もちろん3ゲーム全部を
プレイしなければいけないということはありません。
というより、途中参加でも
十分に優勝が狙えるようになっているのです。

といいますのは、後半のゲームほど、
たくさんのポイントがもらえるようになっている
からなのです。

よく、クイズ番組などである
「最終問題はポイント2倍!」
というノリですね。

更に、第2ゲーム終了時点で上位にいるプレイヤーは
第3ゲーム(最終ゲーム)では、
順次呼び出されてひな壇に上がり、
世界チャンピオンたち「刺客」との直接対決を課せられる、
という「上位いじめ」のルールも健在です。

このようなシステムをとることで、

1.序盤負けても、まだ逆転の芽が大いにある!
2.初心者や経験の少ない人が、
  最初のうち練習がてら気軽に参加できる!

というような効果があるのでは、と考えています。
(つまりは「大会を盛り上げたい!」というところです)

当日は4人テーブルを中心に、
ざっと12卓ほどが立ったようです。
本場道頓堀で「グリコ」のポーズを華麗に決め、
見事食道楽王を冠したのはいったい誰だったのでしょうか。


第1ゲーム。
ポイントに傾斜があるため、
そして初心者や経験の浅い方が混ざっているテーブルは
その配慮もあり、
このゲームはゆっくりと動いたテーブルが
多かったようです。
実際、モノポリー決着をしたテーブルは
いつもの大会より少なかったですね。

中には
「メンバー全員が元日本チャンピオン」
などというテーブルもあったようですが、
さすがにここは早々に決着して終了し、
選手の皆さんは待望の(?)食道楽を求めて
一足早くお昼へ出発していきました。

実はこの日は昼食時間を
普段のタイムテーブルよりも多めにとっており、
参加者の皆さんにぜひ食べ歩きを堪能してもらおう、
という配慮だったようです。
ちなみに岡田@2000年世界チャンピオンは
有名なお好み焼きやに急いで駆けつけたものの、
あまりの行列に断念し、
これ有名な串かつ屋を楽しんだようです。

さて午後の第2ゲーム。
初心者や経験の浅い方も、
ルールや要領をつかんできており、
俄然、ゲームのペースが上がってきます。

地元の方はなじみのある地名や名物の物件を積極的に取引、
カードの指示も流暢に関西弁で読み上げて、
場のペースをつかみます。
一方でよその地方から来られた方、
この日初めて大阪版に触れる方も、
「ああ、これ知ってる。食べたことある」
「いいなあ。
 私の地元にもこういうモノポリーできないかな」
などと言いながら
珍しそうに大阪版モノポリーを堪能されていたようです。

そして第2ゲームが終了した時点で、
お約束通り、成績上位者が集められます。
この時点でトップに立っていた方々は、
ひな壇にある2つのテーブルに着席。
そこには岡田世界チャンピオンや
歴代の日本チャンピオンなどの
「刺客」が同席するだけでなく、
今年はなんと、昨年の世界選手権で使われた
「スピードダイス」も投入されたのです。
このテーブルに来る方は世界ルールでお相手しましょう、
といったところでしょうか。

スピードダイスはその名の通り、
ゲームを短時間で決着させるためのオプションなのですが、
さすが成績上位の皆様ですので、
かえって考え込んでしまったようです。
どんな戦略が有効なのか、
考え出すとなかなか迷ってしまって、ゲームが動きません。
まさに罠にはまってしまいました。
結果的にこの2つのテーブルは、
時間までに決着しませんでした。
となると、
「最終ゲームはポイントアップ」
の原則により、
その他のテーブルでモノポリー勝利をした人が
一気に逆転、という可能性が大きくなります。

それでは優勝者のご報告です。
関東から「遠征」してこられた、秋田さん
秋田さんは都内で開催されている
「世界チャンピオンが教えるモノポリー講習会」の
受講生の一人です。

近年、
「講習会」メンバーが各地の大会で好成績を上げ、
日本選手権でも活躍するようになってきています。
講習会ではモノポリーの「楽しさ」をお伝えすることを
第一義としていますが、
その一手段として「強さ」も身につくということで、
こちらも確実に成果を上げてきつつあるようです。
関東地区にお住まいの方で興味のある方は、
一度のぞかれてみてはいかがでしょうか。
ちなみに3月は受講料が
いつもの半額になるキャンペーン期間
です。
いずれほぼ日にてご案内いたします。

その秋田さんは、
「地元の皆さん、すみません」
と挨拶されていました。
関西地区は、現日本チャンピオン名古さんを筆頭に
強豪ひしめくエリアの一つとして
モノポリー界では認識されている場所ですが、
くいだおれのまち「道頓堀」での開催にふさわしく、
今回は関東に
「食い逃げ」された形、
となったのかもしれません。


▲優勝者秋田さん(前列左から2番目)を囲んで、
 当日取材にいらっしゃったメディア向けに参加者の集合写真。
 賞品をもらった方はそれを掲げています。
 皆様、お疲れ様でした!



その後会場では、
昨秋の世界選手権のお土産として、
オリジナルのTシャツや帽子などのグッズ、
珍しい版のモノポリーボードなどが抽選され、
参加者の皆さんも喜ばれていたようです。

例えば、
念願の「オズの魔法使い」版モノポリーを
モノポラーらしく交渉の末、互いの商品を交換する形で
獲得した、という大阪市の女性の方は、
「ぜひこれを使って皆さんとまた一緒に遊びたい」
と、笑顔でコメントをくださいました。

そうやって、大会やイベントで知り合った者同士、
新しいボードやグッズを持ち寄ってはまた集まり、
交流を続けていくことができる、
人の輪を広げていくことができるというのも、
こういった場に出てくることの大きな楽しみの一つです。

この記事を読まれた皆さんの中でも
「なんだか面白そうだから一度行ってみようかな?」
と少しでも思われましたら、
このサイトでは随時、イベントのご案内をしておりますので
お近くでイベントがあるときは
いつでも気軽に足を運んでいただければ、と思います。

そうして気がつけば、
一緒に楽しく遊べるゲーム仲間がたくさんできた、
となれば、幸いです。

お待ちしております。

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(原文:1999年モノポリー日本チャンピオン 宮野徹
 校正:日本モノポリー協会専務理事・
    2000年モノポリー世界チャンピオン 岡田豊)

2010-02-19-FRI

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