モノポリーエッセイ

モノポリー日本選手権
全国大会結果報告(その4)



こんにちは。
モノポリー日本一を決める大会、
「モノポリー日本選手権」のレポートを
今年もお届けしています。
今回はその4回目。
いよいよ大会も佳境となる2日目に突入です。

まずは前回までのおさらい。
1回戦終了時点での暫定順位です
(単位はウルトラマネー)。

1位篠塚博文さん10,000
同渡辺書成さん10,000
3位金谷衛さん6,000
同名古憲司さん6,000
5位神教仁さん5,834
6位渋谷憲央さん5,422

これ以下は3,000ウルトラマネー台で差が開くために、
「とりあえず」割愛いたします。
しかしもちろん、決勝進出のチャンスは
まだまだ全員に残されています。
残る2ゲームをモノポリー勝利とすれば、
ほぼ間違いなく決勝には進めるでしょう。
ですから、1回戦で破産して資産がまだゼロの選手でも、
絶望ではないのです。
そういう意味では、上に上げた選手たちは
まだまだ「ちょっと有利」な立場、くらいだと
思っていたほうがいいでしょうね。
本当の意味での「勝ち負け」が見えてくるのは、
この後の2回戦からなのです。

2回戦のテーブルは、
1回戦のゲームでのダイスの「振り順」に応じた
スライド方式により自動的に決定されます。
例えば、1回戦に2番テーブルで
3番目の振り順だった選手であれば、2+3=5で、
2回戦は5番テーブルにつくのです。
言い換えれば、1回戦と2回戦では
同じメンバーが再び顔をあわせることがないように
移動するシステムです。
また、ここが実は重要なポイントなのですが、
1回戦の成績を反映しない決め方であるため、
上位の選手が潰しあうテーブルが発生する可能性もある、
なかなかスリリングな展開もありうるわけです。

と、このことを念頭においた上で、
前述の上位6名の選手の移動先テーブルを見てみると‥‥
ありました。
なんと!
6名中4名までもが、
同じ1番テーブルに着席しているではありませんか。
決勝に向けてこの上なく熱い戦いが期待されます。
と同時に、上位の選手が潰しあうということは、
現在下位にいる選手たちにも
がぜん浮上のチャンスが出てきたということです。
ますますもって今後の行方は
わからなくなってきたといえるでしょう。

残念ながら詳細は見ていなかったのですが、
この1番テーブルのメンバーの一人、
会長杯の優勝者であり、今回の最年少でもある
17歳、井上聖那さんに
事後インタビューを行ってみました。
井上さんはこのゲーム
「レッド(Re)でゆるゆるスタートで勝てる」とふみ、
あえて客がいないタイミングで交渉をして揃えるという
作戦に出たそうです。
そしてその目論見どおり
1週してお客が集まる頃まで無事にすごせたので、
ここで増築して勝負。
しかし残念ながらお客さんたちが
全員「素通り」してしまったとのこと。
さすがに今大会好調の選手たちばかりが集まったテーブル。
ダイスも強かったようですね。
井上さんはがっかりした直後に
自分がダークブルー(DB)に捕まってしまい、
無念の崩壊、となったそうです。
井上さんは1回戦でもDBに止まって負けたそうですが、
このDBは止まる確率はそれほど多くない反面、
ライバルを一撃で葬る最高の攻撃力を持っており、
通称「地雷」と呼ばれるように
「踏んでしまったらおしまい」となる場合も多い土地。
不運としかいいようがありません。
なお彼女からは、
「全体的には楽しかった。会場や開会式はよかった。
 毎年参加したいイベントなので、
 来年も参加できるようにがんばります」
と元気なコメントをいただきました。

さて、1番テーブルの結果を見てみましょう。
このテーブルで勝ったのは神さん。
6,000ウルトラマネー。
3回戦でもう少しの上乗せがあれば、
決勝テーブルに行けそうです。
このテーブルで2位の名古さんも、
4,175ウルトラマネーと、
まあまあ悪くない資産を残し、順調です。
渡辺さんと渋谷さんは破産してしまいましたので、
3回戦での資産の上積みに望みをつなぎます。

他のテーブルでは、
4番テーブルで篠塚さんが3,580ウルトラマネーで
競り勝ち。
2連勝でだいぶ決勝が見えてきました。
また2番テーブルでは、中野さんがモノポリー勝ち。
トップに立ちます。

2回戦終了時点での成績です。
数字はウルトラマネー。

1位中野大輔さん13,633
2位篠塚博文さん13,580
3位神教仁さん11,834
4位名古憲司さん10,175
5位山本昌穂さん10,970
6位渡辺書成さん10,000
7位金谷衛さん 6,878
8位佐藤英一さん 6,827
9位吉田昌弘さん 6,210

6,000ウルトラマネー以上の選手9名までを
紹介しましたが、
決してここまでに決勝進出者が絞られた、
というわけではありません。
決勝進出のボーダーは
最低で10,971ウルトラマネーまで下がる可能性が
でてきました。
ということは、現在の資産が1,000を切る選手であっても
可能性はあるのです。
具体的には、
現在19位の菅さん(1,031ウルトラマネー)まで、
19名にチャンスがあります!
昨年優勝した表寺さんも、
実は去年の2回戦終了時点では
かなり下位の方に低迷していました。
最後の3回戦をモノポリー勝ちして
大逆転で決勝テーブルに滑り込んだのです。
そして決勝にさえ進出すれば、
日本チャンピオンになるためにはあと1勝するのみ。
再び全員の条件は同じになります。
この時点で総資産が970ウルトラマネー以下となる
15名の選手は、もはや決勝進出の、
そして優勝の望みは完全になくなりました。
おつかれさまでした。
とはいっても、ゲームはまだあと1試合残っています。
自分の優勝の目がなくなっても、
最後まで「全力で楽しく」プレイする、
選手たちの気持ちのよい姿が、
今年もあちこちで見られました。

いよいよ、予選も大詰めです。
はたして決勝へ進出する5名はいったい誰でしょうか?
続きは次回のお楽しみに。

2004-09-20-MON

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