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第111号 最近配信の号を、ご紹介。


3日前に、「今日のダーリン」で
このコーナーの話題が出たせいなのか、
とてもたくさんの方がこのページに来てくださってます。
しかも、たくさんご登録いただきまして、
ほんとうに、どうもありがとうございます!
これをはげみに、さらに
たのしくておもしろいデリバリー版を作ります。
今日、金曜日はメールをお届けする予定ですよー。

本日、はじめてこのページに来てくださった方も、
よくぞ、いらっしゃいました!

「ほぼ日デリバリー版」とは、「ほぼ日」が、
2〜3日に1度、無料で配信しているメールマガジンです。

「ほぼ日」紙上で毎日消えてゆく
「今日のダーリン」がメールでもれなく配信されるので、
「あれを、もう一度読みたいんだ!」って人にはオススメ。
独自のおたのしみ企画も、相当もりあがっています。

「論より証拠」ってことで、
最近配信のデリバリー版を、サンプルとしてお見せします!
(サンプルをお見せするのが好評なので、続けてます♪)


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    ほぼ日刊イトイ新聞(デリバリー版)

    ■2003年 2月7日(金)第442号■

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          ごあいさつ
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こんばんは! 夜に投函の「ほぼ日デリバリー版」です!

おじいちゃん、おばあちゃんについての、
しみじみとしたメールをいただいているので、
冒頭に3通、ご紹介いたしますねー。

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・今朝洗濯物を干していたら、
 下を散歩のおばあちゃんが通りました。
 おばあちゃんはなにかをじーっとみていたかと思うと
 とつぜん道をななめに横切り・・・
 石をぽーんとけりました。
 そして「んふっ」と満足げな顔。かわいい。
 (ha)

・もうすぐ70歳になる私の父は、
 一昨年の秋に生まれた初孫を
 「ほんとうにかわいい」と言います。
 私が「ふ〜ん」と言うと、あわてて、
 「もちろん娘もかわいいんだけど、
  孫はね、一緒にいられる時間が
  少ししかないと思うと、
  余計に愛しくかんじるんだよ」
 と言いました。
 そんなこと言わないで、長生きしてよ、
 とちょっとせつない気持ちになりました。
 (チョップ子)
 
・僕が大学を卒業後、留学するか、
 このままやりたくない仕事を続けるか悩んでいたときに、
 叔父がくれた言葉。
 「どっちの道をとっても、それぞれの道で
  自分にプラスになる面とマイナスになる面がある。
  だから、自分に素直になって考えろ」
 結局、アメリカに留学した今になって思う事は
 「後悔するな」って意味だったのかと思います。
 僕が留学して、体験できた素晴らしい経験が
 存在するのと同様に、留学しなかったとして、
 日本の会社で体験できたであろう
 素晴らしい経験も存在している。
 どちらの道をとっても、
 最も、無意味な事は後悔する事。
 叔父はNEGATIVEの無意味さを
 言いたかったのかなと思います。
 (DUK)
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最初のおばあちゃん、かわいいですね。

うしろのふたつのメールは、
なんだか、ホロリとしちゃったので、
思わず、ご紹介いたしました。
時間の矢は、何はともあれ、すでに放たれて、
そのまま、時は一刻ずつ過ぎていくのだなぁとか、
そんなことを思いつつ、拝読していたんです。

もちろん、かわいい「言いまつがい」なども
たくさん到着していますので、
元気なものを、4通、おとどけしますね!

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・ある日、家のキッチンに
 小学校の赤白帽子が落ちていたので、
 拾ってみたけれど、
 名前になんと書いてあるか分からない。
 「これ、お友だちのかなあ? 誰のか分かる?」
 と小学五年生の息子に訊いたところ、
 「これ、ぼくの。暗号で書いてみたんだ!」
 と答えた。
 ‥‥暗号で記名したら、
 落し物として拾われた時に何の意味もないじゃない。
 (リナコ)

・うちのお母さんは、
 運転しながら周りの人の事を話すのが癖で、
 空気を入れ替える為に窓を開けているのを忘れて、
 前を横切った女の人に「おい!オバサン」と言い、
 なかなか割り込ませてくれないトラックの運転手さんに
 「あ!この人性格悪そうな顔してる」と言いました。
 運転手さん、窓開けてたのに‥‥。
 (yo)

・信号待ちしていたら、
 目の前に「しなちく」と書いたバス。
 濃いなぁ、と思ったら、奈良にある
 「くちなし幼稚園」のバスでした‥‥。
 また、職場の近くでは
 「田中衛生株式会社」とう清掃車がよく走っていて、
 どうしても「くにえ」と判読してしまいます。
 乗っている方もなんとなく素朴な感じが‥‥。
 (よしぼお)

・うちの母は75歳ですが、
 新潟の実家に帰ると親族・ご近所の皆様には
 「マチャ」または「マチャ子」などと呼ばれています。
 しかし、母の本当の名は「アキ」。
 通名を使ったこともありません。
 春美叔母さんが
 「ぽん子」と呼ばれていることより不思議です‥‥。
 (k)
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「あ!この人性格悪そうな顔してる」と
「田中衛生株式会社」が、ツボに入りました!
暗号で書いたんだっていうのも、
なんか、その子の気持ち、ワカるなぁ。

それでは、ふつかぶんの「今日のダーリン」をご紹介です。
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     ◆◇◆おとといのダーリン◆◇◆

仕事にも、守備と攻撃という二方向があって、
イケイケで、攻めてばかりいる時期も必要なのですが、
しっかりとした守備固めをすることも、とても大切です。
いずれ、誌面にも登場すると思いますが、
いま、「ほぼ日」にも新しい乗組員が増えています。
総務をやってくれる、若いモトキさんと、
なんでもやってもらいそうなトミタさんという、
ふたりの女性です。
新しい人が参加するタイミングで、
少し「ほぼ日」も、守備練習をしていこうと思っています。
もちろん「攻撃は最大の防御なり」というようなことも、
わかってはいるのですが、
いまのいま、ほんとうに大事なことは、
「力を合わせる」仕事のやり方を、
しっかりと練習して、責任ある組織になっていくことです。
消極的になる、と言っているのではありません。
攻撃的な守備の練習を積んでいく時期だということです。
ちょっとしばらくは、お祭り的なコンテンツを、
やろうかやるまいか迷ったときには、
「やらない」ということになるかもしれません。
(案外、外から見たら同じように見えるかも?)
でも、強いチームになるための時期だと思って、
あえて、ローギアで坂道を行くようなことをします。
春まで、こういう期間だと考えて、
じっくりと足腰を鍛えていきたいと思っています。
いままで以上に、「なんでもできるほぼ日」になりますから、
どうぞ、そんなことを期待しながら、
暖かく見守っていただけましたら、うれしいです。
とはいえ、大胆かつ地味な企画として、
「永田先生の自宅に、住み込みレポート」というのも、
もうじきはじまります。
『ぼーっとした青春』のゆーないとさんが、約3カ月、
「うるるん」のように、永田家の子供になります。
本日、浜松に向かって出発しました。
果たして、彼女は「農のこころ」をつかめるか?!

darling: さっき、
    巨人の宮崎キャンプから帰ってきました。
    守備と、攻撃ということを、
    あらためて考えたりしながら練習を見ていました。
    記者たちの見ているメインの人たち
    以外の選手たちを、
    ぼくは、じっと見ていたのですが、
    隅々まで緊張感があったなぁ。
    ああなるまでには、いろいろあったろうねぇ。


      ◆◇◆昨日のダーリン◆◇◆

うわぁ、です。
いつも使ってるメールソフトが壊れて、使えなくなった。
前にも同じことがあったんだけど、
ちゃんと登録してお金も払ってあるはずなのに、
「使用期間が終わりました」と出てきちゃうんですよー。
ちょうど、いま、パソコンを換えようとしているから、
そのせいかもしれないと、オカルトなことを思ってます。
クルマでも、パソコンでも、
新しいものに乗り換えようとすると、
古いやつが、すねて壊れるんですよねー。
『ARENA』っていうメールソフトで、
使い勝手についてはとても気に入っているのですが、
これが壊れやすいんだよなぁ。
このソフトのおかげでパソコン全体に不都合がでたり、
いろいろ苦労をかけてくれやがるソフトなんですよ。
しかも、もう商品としては販売もしてないらしくて、
どうしょうもないわけで。
すっかりめげています。
いま、とにかくフリーメールを探して、
それを使って、この原稿だけでも送ろうとしています。
インターネットに依存しきっている毎日なので、
こういうふうな事故があると、
自分が病気になったくらいの喪失感や無力感があります。
さっきまでは、おいしいものを食べて、
にこにこと家に帰ってきて、ごきげんだったのね。
でも、いまはがっくりきてるのねー。
とにかく、さぁ、送信してみますだ。

darling: いま、このテキスト、
    実は新しいMacで打っています。
    いまんとこ、快適、好調。
    まだ保険の意味で、前のコと2台持ち歩いてます。
    どうなるかなぁ。

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     ◆◇◆言いまつがいの特集です!◆◇◆

いろんな種類のものを、どうぞー♪

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・入れ墨で思い出したのですが、
 友人がアメリカに行った時、
 税関でごついアメリカ人に
 「オレは昔日本にいたんだよ」
 と声をかけられ、日本で入れ墨を入れたんだけど
 「なんて書いてあるのかわからないから教えてくれ」
 と頼まれたそうです。
 太くてごつい二の腕には、
 漢字で「親切」と彫られていたそうです。
 (な)

・私の祖父は録郎と言います。
 これは町の戸籍係の人がつけた名前なんです。
 本当は八十八(やそはち)で届けたのに
 「生まれたばかりの赤ん坊に八十八はないだろう。
  戸籍はずっと記録に残るんだから…記録…録…男
  だけど録男じゃ読み方が変だし…録郎にするか」
 で、決まったそうです。
 だから、田舎に帰ると今でも近所の人たちは
 祖父を「やそちゃん」と呼びます。
 (孫康)

・沖縄には変わった苗字の方が沢山いらっしゃいます。
 私の友人が結婚した相手は、「根路銘(ねろめ)」さん。
 県外の人に名乗る時、必ず
 「え?『ニャロメ』さん?」と聞き返されるそうです。 
 (shiro)

・私は中学の卒業文集に
とんでもない言葉を載せてしまいました
 寄せ書きのところになぜか自分の名前の前に
 キャッチフレーズのように
 「〇〇な生娘」と書いてしまいました
 確かにその時(15歳)は「生娘」だったので
 言いまつがいではないのですが、
 当時耳年増だった私は言葉は知っていても
 意味を勝手に
 「小生意気だけど粋な娘」と解釈しまつがい…。
 以来、同窓会に誰も卒業文集を
 持って来ませんようにと祈ってます。
 みんなが大切にとっておくであろう物に
 わざわざそんな言葉を載せてしまって…
 本当の意味を知ってから同窓生全員の文集を回収して
 墨で塗りつぶしたいと思い続けてもう20年です
 (あ)

・デザイナーズブランド、全盛の頃。
 お金のない中学生だった僕らにとって、
 「ビッグワン」は憧れのブランドでした。
 ある時、友達がその「ビッグワン」の
 トレーナーを着ていて、みんなで
 「やっぱりビッグワンは、かっこいいなあ、
  僕も欲しいなあ」とその子を取り囲んで
 うらやましがったのを今でもよく憶えています。
 そう、ど田舎の中学生たちは「BIGI」のことを
 「ビッグワン」と思っていたのです。
 (大将)

・いい間違いじゃないかもしれませんが
 わたしは、かなり長い間
 シーチキンのことを
 かもめの肉の缶詰だと思っていました。
 シーチキン→海の鶏肉→かもめ肉
 と変換されたようです。
 (God V)

・最近、父母の会話も、
 夫婦漫才のようになってて、おもろいです。
 母「爪きりなさいよ!」
 父「夜、爪切ったら、親の死に目に会えんけん‥‥」
 母「もうあんたの親、死んどるじゃん」
 (けい)

・彼氏の実家近くにあった豆腐屋さんの子どもは、
 名前がみんなカタカナだったそうです。
 登山の好きなお父さんが、
 世界の名山にちなんでつけた4人兄弟の名前は
 娘がモンテローザ、息子がマッキンリーなどなど。
 他の2人は何て言うのか気になります。
 (ChiChi)

・僕の名前は賢二(ケンジ)です。
 普通名前に漢数字の『二』が入っていると
 『次男なのね』とか思われるでしょうが、三男なのです。
 何故?と疑問を抱かないわけがありません。
 由来を母に聞くと
 『最初は賢三にしようとおもったんだけどね、
  お父さんの仲間に賢三さんって人がいてねその人が
  飲んだくれでどうしょうもない人だったから
  横棒一本とっとくか?ってそれで決まったんだよ』
 とあっけらかんと言われました。
 (フ)

・今は小学5年生になった甥が、まだ幼稚園児だった頃。
 「おばちゃん、"風邪の治し方"のビデオ観ようよ」
 というので、卵酒の作り方でも入っているのかと思ったら
 "風の谷のナウシカ"でした‥‥。
 (な)
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今回は、名前ばなしが中心になりましたね。
「ビッグワン」とか「生娘」とかの、
思春期特有の恥ずかしさもいいよなぁ、と思いました!

では、次回のデリバリー版で、またお会いしましょう。
お相手は、わたくし「ほぼ日」の木村でしたー。

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2003-02-20-THU

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