第101号 未掲載の小ネタ集・その1。
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デリバリー版で好評の
「言いまつがい」「名前ばなし」
にお寄せいただいたメールの中から、
「実際のデリバリー版に掲載しなかったもの」
ばかりを、選んで、お届けいたしますね。

・私のあだなは、
所属していた部活のブラスバンドから「べちょ」。
金管楽器は演奏の途中で
楽器の中に溜まった水を床に捨てますが、
その時の音だそうです。
私は木管のクラリネットでしたが、
素人目からは一緒だったのでしょう。
金管程では無いけど水は出ますし。
私立の中高一貫女子高だったので、
やはり卒業した今も呼ばれ続けて大変嫌~な感じです。
(ぴーたん)

・学生の頃、実習で行った幼稚園の園長先生は
かなりの年配にも関わらず横文字を使うのがお好きで、
言いまつがいの宝庫のような方でした。
20年たった今も覚えているのが、
「運動会は、幼稚園の一大ペイント(イベント)です!
しっかり取り組んでいかなければなりません。
しかし、子供たちの心は
とてもバリケード(デリケート)ですから・・・」
2時間たっぷり笑わせてもらいました。
(とし)

・以前、近所の焼き肉屋サンに行ったときのことです。
その日は休日だったので順番待ちでした。
僕たちと同じぐらいに店に着いたおじさんグループが
順番待ちの予約をするとき、
店員の女の子が名前を聞きました。
「ふ○○けです」
と周りがざわざわしてたので
はっきり聞き取れなかったみたいで
店員の女の子が元気よく
「はい、ふりかけさんですね!」といったら
「違う違う、藤掛(ふじかけ)。俺はのりたまか?」
とおじさんグループ爆笑してました。
おじさんグループの順番がくるまで、
そのおじさんは「ふりかけ」と呼ばれてました。
(さとつ)

・うちの娘(年中組5歳)は
どこでおぼえてきたのか、恋人を
「こびびと」と言いまつがいします。
もっと小さかった頃、卵の黄身のことを
「きろみ」と言ってました。
(匿名のかた)

・ちりれんげの話で思い出したのですが、
私の大学時代の友達は
「すみれ取って」
とラーメン屋のカウンターで言ってました。
花っぽいのはあたってるんだけどさ。
(k)

・長男が幼稚園児の頃、英語の「ABCの歌」を
教わってきたんですが、
「エービーシーディーまこまこちー♪」
と歌ってました。
(A)

・私の息子も
保育園の頃、ひらがなだけ読んでいました。
洋式トイレのふたに「トイレのお留守ばん」と
書いてある消臭剤を貼っておいたところ、
用を足しているわたしに、扉の向こうから、
「ふりむいてごらーん。
トイレのおばん、がいるよー」
と叫んでいました。
小学2年の今朝は、十勝牛乳を
「じゅっしょうぎゅうにゅう」
と読んでいました。
(lysmet)

・たぶん小学校の低学年のころ、
わたしは、電信柱にくるっと貼ってある
アルミみたいな鉄板の広告の
『大工さんにおまかせ!』を、
『おおえさんにおまかせ!』と自信満々に叫んでました。
習ったばかりの大=おおきいの“おお”の
読み方が分かることが、すっごくうれしかったんです。
“工”は、まだ習ってなかったから、
カタカナのエということにしたのですね。
しかも、うちのお母さんに自信満々に教えてあげたとき
訂正されなかったと思う‥‥。
子どもを思う優しさなのか、
お母さんもそう思ってたんか?ナゾ。
(とろこ)

・ミッキーマウスネタを読んでいて、思い出しました。
私はテニスをしているのですが、
ボールを相手に渡す時
「ボール行きまーす!」と言うんです。
でも「ボールミッキーマーウス」と聞こえてしまい、
「ボールがミッキーマウスだったらどうしましょう?」
と受けまくってしまいます。
すばしっこいボールだろうなぁ...。
(z)

・以前住んでいた函館のレトロな薬局は
ガラス張りの戸全面に
手書きのチラシ風貼り紙がしてありました。
唯一記憶に残っているのが
「一姫二太郎三スキン」です。
(t)

・うちの娘(小6)は
いつもいろんないいまつがいで
家族の心を癒してくれます。
先日も、新聞のテレビ欄を見ながら、
「なに見よっかな~。
よし、今日は日本全国呪い料理にしよう」
おいおい祝い料理だよ。
(ぬまちゃん)

・母の小学生時代(戦時中)、
国語の時間の思い出だそうです。
ちょっと好きだった男の子が、
「フネガ、チンボツブシ、シマシタ!」
と迷いもなく朗読したそうです、
60年近く経った今でも、
母は「よう忘れんわ」と言っています。
(かしわ)

・私の名前の一部、「利」の字は
父の元恋人の名前からとったらしいです
父は自称モテモテだったらしく
「モテモテ日記」なるものがたくさん残されています
ほんまかよ?
今冷静にみてもモテそうに思えないですが
母も私も隠し読みしました
父に言うと「やめろやぁ~♪」と嬉しそう。
(Tim Tam)

・息子が2年生のころ、
クラスメートの漢字学習ノートを見せてもらいました。
書き順も含めて何回か練習をした後は、
その漢字を使って短文を作るのです。
「外」という漢字のページ。
「子どもが外におん出される」
学校の先生も楽しそうって思いました。
(たたたんたん)

・高校で仲の良かったともちゃんは、保健体育の授業で、
頭がい骨を「あたまがいこつ」と読みあげました。
「アタマが遺骨」だと思ったそうです。
(亜希)

・学生時代の先輩に変わった名前の人がいました。
「質素」と書くのです。
本人もまわりも「しっそ」と呼んでいたのですが、
実は「ただもと」と読むのだそうでした。
ある日他の兄弟の名前を聞いてビックリ!
「武勇」「忠誠」(もっと色々あったが忘れました)
で、女は「愛子」。
なんでもお父様が職業軍人だったのだそうです。
8人兄弟全員の名前を覚えていないのが悔やまれる!
(SAORI)

・結婚したての頃、旦那(タイ人)が、
うっとりため息をつきながら、
「サムライって、きれいよね・・・」
といったので、変な趣味のヒトなのかと
びっくりしました。
サムライとは日本刀のことでした。
終助詞が「よね。」と女終助詞なのは、
いまだにそのままです。
(まゆ)

・何年か前の夕食の時のこと。
食卓には、おいしそうなものがいっぱいならんでいて、
さあ食べるぞ!と気合いを入れた瞬間、電話。
電話に一番近かった私が、受話器を取ってひとこと。
「いただきます!」
たぶん私よりも、
電話をかけてきた人の方が驚いたと思います。
幸い、電話の相手は父だったんですけどね。
(コヨーテ)

・以前にとある
アクセサリーブランドで働いていました。
入荷した商品を検品している時に、
スタッフの中でもずば抜けておっとりした
ホンモノのお嬢様が、
「このピアス可愛いわよねえ‥‥バターカップ」
バターカップという花をかたどったピアスを
しみじみ眺めながら、
「バターカップってなんのお花だったっけ。
ええっと‥‥ちんぽうげ」
検品をしていた他のスタッフ一同、凍りつきました。
「あら‥‥私今凄いこと言ってない‥‥?」
うん、それはね。”ち”じゃなくて”き”。
きんぽうげなんだよ‥‥。
どこまでもおっとりしたTさんは、今や一児の母に。
さぞかし毎日とぼけた子育てをしているんだろうなあ。
(h)

・還暦をむかえパソコンメールにはまっている父は、
返事を送信する度に「へ~んしん!」と叫びます。
(あまこ)

・こどもの頃、
重幸(しげゆき)という名前を説明するのに、
「重い、幸せと書くんだよ」と説明していました。
それを聞いた大人は笑っていましたが、
自分では何故だかよくわかりませんでした。
大人になって「重なる幸せ」と気づいて、
子供の頃自分が言っていたことが
おかしくなりました。
重たい幸せなんてねー。
いらないかも。
(S)

・鉄道好きの4才の息子は
ポイントを「パンポイン」と言います。
訂正すると「あ、そうそうポイント」と
言い直すけれど、
次の瞬間にはまたしてもパンポインです。
(ぶっちゃー)

・韓国人の私の友達は
ボザール(フランスの美術学校です)のことを、
「ぼじゃーる」と言います。
日本人がRとLの発音の違いを
あんまり意識しないのと同じようなことなのか、
何回言っても「ざ」と「じゃ」が一緒。
あまりにかわいかったので、
日本語で「私はボザールに行きます」は、
「ぼじゃーるに行くでごじゃーる」
っていう、と教えてみました。
はやく私以外の日本人に
披露してくれないか、わくわくです。
(なっつ)

・いただいたお菓子を家族で食べようということになって、
父に「これはどんなお菓子?」と聞いたところ、
「それは、あれ、ロール巻きだよ!」と言われました…
『ロール』も『巻き』も同じだよ…
(まきまき)

・中学校の部活のあと定食屋によったとき
僕の友達は、壁にかいてあるメニューをみながら
「生姜焼き定食」のことを
「なましょうがやき・・・」とたのんでました。
それとは別の中学校の友達ですが、
「マル秘」のことを
「マルみつ マルみつ」ってずっといってました。
ちなみに、うちの会社の「麻利」ちゃんは、
「麻薬を利用する」と説明するそうです。
(Hugo)

・名前の漢字を説明するのに
「麻薬のま」を使用される方、
親には「綿、麻のあさの字と説明しなさい」と
言われた方のを読んで、
私が小学生の頃仲の良かった
「真麻(まあさ)ちゃん」
という女の子を思い出しました。
彼女のお母さんが
「真綿のまに、麻ひものあさで、まあさです。」
と説明しておられたんですが、
配布された子供会の名簿には
「○○綿麻」
しばらく彼女は「めんま」というあだ名で
呼ばれてたのが懐かしいです。
(しなちく)

・JRを利用するときに便利な
ジェースルーカードという
切符代わりになるカードがあります。
「シースルーカードって便利やねぇ~」
母は、しみじみ言ってました…。
(あい)

・ある高等教育機関で教官をしているものです。
今、卒業研究の時期ですよね。
学生用に、卒業関係の日程資料を作ったときのこと、
卒業研究発表会を、失業研究発表会と誤変換したまま
学生全員に配布してしまいました‥‥。
(こば)

・昔勤めていた会社にいた営業の
「贄(にえ)」君。
お客様に電話しているときは、
必ず「"にえ”です。」
「に・え!です」と繰り返しているのが
何度か聞こえてきたものです。
そのうち「三重、ではなくて、に・え!です」
それでも言いまつがいされちゃう場合は
決定打の「生贄(いけにえ)のにえです!」
これで、100%ご理解いただけたようでした。
(まーちん)

・友人の大給(おぎゅう)君は由緒正しい殿様の
血筋なのですが、
営業電話では全く名前を覚えられません。
最後に「大給と申します」と
穏やかに言っているのですが、
「は?」と聞かれてからが大変。
「おぎゅう と申します!お・ぎゅ・うです。
いえ、違います。おっ・ぎゅっ・うっ!です。」
ここまで聞いても先方は「お」しか理解できないので、
その後を一生懸命、大給くんは説明します。
「ギュウ!!ギュウ~!!!」って殆ど危険人物です。
横で毎日聞いてましたが、全然飽きませんでした。
それでも、先方から電話が掛かってきた時の彼の名は
「オギル」だったり
「モギル(どんな名前だ?)」だったり・・・
(なお)

・雑誌の編集部でアルバイトをしています。
先日、机にメモが置いてありました。
「英米くすの方が来たら連絡してください」
エイベックスだよ!
(つ)

・娘(3歳)は、ポケモンを「ボケモン」と呼び
ハム太郎を「ハブ太郎」と言います。
(匿名のかた)

・職場に配属されて間もなく
緊張しながら電話を取っていた時の事。
「西さま」からお電話があり、上司に取り次ぎました。
電話を切った後、上司に
「西さんじゃなくて『NES』って会社なの」
と訂正されました。東北の方なのかと思った‥‥。
(わかぞう)

・うちの会社には
「院去(インキョ)」
という名前の部長がいらっしゃいます。
漢字を聞かれる時に
「病院のインに死去のキョです」
と答えておられるので、
私たちは笑いをこらえるのに精一杯です。
胃がんでつらい闘病生活を乗り越えていらした
部長だから堂々と言えるのでしょうか?
(会計)

・みなさんの名前エピソード、
楽しく読ませて頂いています。
学生の頃、友人達と自分の名前の由来について
雑談していました。
親友のミヤコちゃん曰く、
「私は3月8日生まれだからミヤコなのよ」
すると側にいた友人♂がすかさず、
「3月4日に生まれてたら
サンシだったのか!?惜しい!!」
一体何が惜しかったのかは聞き損ねました。
(ユミエ)

・みなさんの名前の由来などにいつも
ほほう、とかあらあら、とか
くすっ、とか楽しませていただいています。
でも、本当はちょっとうらやましい。
あたしの名前は育子です。
初対面の方などに「育つ、子ども」です、
と説明すると、たいていの人は、
「あ…そのままですね」とか言われる。
確かに、超難産で生まれたということで
親の願いは果たしているけどさ…。
健康的で、いいじゃないですか!
とかいう慰めの言葉も空しく感じることもある30歳。
(そのまま育った子)

・以前、職場で一緒だった順子さん。
順子の字を聞かれると、
「不順の順です。」
聞いた人は「不純の純」を想像するんですが
彼女、すかさず「生理不順の順です」と念を押します。
ちなみに彼女6人の子どもの母。
そりゃあ、生理不順っていうかなんていうか…
(匿名のかた)
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