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第100号 デリバリー版サンプルのご紹介。


みなさん、こんにちは!

今日まで、「ほぼ日」を見たことがなかったという方も、
いらっしゃることだと思いますので、
くりかえしになりますが、このページでは、
「ほぼ日デリバリー版とは、どういうものか?」
を、お伝えいたします。ぜひ、読んでみてください。

「ほぼ日デリバリー版」とは、
2日に1度、無料で配信している、
「ほぼ日」独自のメールマガジンなんです。

いろんな企業のダイレクトメールなどが混ざることもなく、
中で展開されている記事は、すべて「ほぼ日」オリジナル。

「今日のダーリン」という、ほぼ日表紙の
darlingの言葉を2日ぶんまとめてお届けしている他に、
「言いまつがい」「転機のとき」「先輩ことば」などなど、
多くの「ほぼ日」上の流行を生み出し続けているんですよ。

登録も簡単ですし、何の手数料もいらないし、
中に書かれているネタは(たぶん)おもしろいので、
ぜひ、たくさんの人に取っていただきたいなぁと思います。

どうぞ、よろしくおねがいします!

今日のこのコーナーのオマケとして、
去年の梅雨どきのころのデリバリー版を、
サンプルとして、ご紹介いたしますね。
登録すると、こういうメールが届きますよ!

<↓こちらが、デリバリー版(第332号)です>

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    ほぼ日刊イトイ新聞(デリバリー版)

    ■2002年 6月19日(水)第332号■

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          ごあいさつ
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こんばんは! 「ほぼ日デリバリー版」です。

最近の「ほぼ日」宛てには、
むやみに明るく楽しいメールが届いているんです。
「『むやみ』っていうジャンルがあるんじゃないか」
と、darlingも言っているぐらいなのですよ?

さっそく、2通、ご紹介いたします!

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・ほぼにちこんばんわんこそば☆
 今日は月曜日。月曜のげは元気のげ。
 けどやっぱり月曜は疲れますぅ・・・。
 疲れる、で思い出したんですけど、
 ウチの母は私や家族が疲れたと言うと、
 「疲れない人はいないのよ!」
 と怒り、忙しいと言えば
 「忙しいって漢字は
  『こころをなくす』って書くのよ!アホチン!」
 と絶叫します。そのおかげか私はあまり
 これらの言葉を使わなく育ちました。
 あまり気持ちのいい言葉じゃないですものね。
 そんな母は6月13日の私の誕生日をすっかり忘れて、
 「何の日だっけ?」と言いやがりました。
 ぬる~い話ですみません・・・お仕事頑張ってくださいね。
 P.S. 母曰く、頑固な人はガンになるそうです。ほんまかいな。
 (大学花子)

・うちの次男の鼓太朗(小学3年)は、昨日の風呂の後、
 「耳に水が入って、それをだしたら
  にゅわっとあったかい水が出て
  あんまり気持ちよくてブルブルッピョ~ンとなった」
 と言ってました。
 (とよん)
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「月曜日は元気のげ」って、
どういうはじまりかただよ、と笑いながらも、
母語録が楽しくって、思わず目が離せなかったです。
お風呂の息子さんもおもしろいし・・・。
こういう「むやみなジャンル」へのメールも、
お待ちしていますね。

何だか明るい気持ちになりながら、
次も、快いメールをお届けしたいと思います。

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・前回のデリバリー版のT部長との会話にあった
 「ひとをよろこばせたいっていう巨大な欲望」
 わかります!
 私は小学校の用務員をしています。
 子供達のために初めて花壇を作った夏、
 仕事は炎天下、草取りとかすっごいきつかったのに、
 花壇の中に作った小道で遊んでる子を
 2階から見下ろしたりすると、もう幸せで幸せで・・・。
 神様ってきっとこんな気持ちで
 地球とか人とか見てるのかもしれないなぁ、
 なんて思いが急に芽生えてしまったほどでした。
 他にも木を50本近く、果樹を中心に植えた時も
 たわわに実った実をもぐ子供を
 想像してるだけで泣きそうでした。
 そのころには私はこの学校にはいられないし、
 今いる子供たちも卒業してしまっているんでしょうけど、
 いつか誰かがこの木に託した
 「しあわせな瞬間」を受け取ってくれるんだなぁ、と。
 それだけで
 「あぁ私はもういつここからいなくなってもいい」
 とひとり勝手に心の中で昇天してしまいました。
 (be)
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これも、読んでいて「いいなぁ」と思いました。
「あぁ私はもういつここからいなくなってもいい」
という気持ちには、もしかしたら
いろんな方が、共感するかもしれませんね。

では、ふつかぶんの「今日のダーリン」をお届けです。
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     ◆◇◆おとといのダーリン◆◇◆

わぁお、気、気、気がついたらトルコ。
18日の午後3時30分から、宮城だって。
その日、自分はどこでどうしているのでありましょう?
さて、と、スケジュール表を見てみたら....と。
『宮古島取材
7:50羽田発 → 10:50宮古島着
19:20宮古島発 → 22:00羽田着』
あ。
そうでした。
宮城、宮古島....「宮」は同じなんだけどね。
みんな、ぼくの分まで応援してください。
ま、冷静に考えれば、世の中ぜんぶがサッカーを観ている
なんてことがあるわけはないので。
電車もバスも走っているし、
病院で手術をしている人もいるし、
テレビだって、裏番組放送している人たちもいるわけだ。
そういえば、ワールドカップの間に、
遠慮がちな日程でやっている野球も、おもしろかったなぁ。
みんな、がんばってるわ。
とにかく「トルコの日」は、ぼくは宮古島です。
その仕事を、いっしょけんめいやります!
サッカーだけ、という感じのテレビ観ていたりすると、
ちょっとちがうんじゃねーか、って気にもなってきています。
むろん、試合観ていておもしろいってのは、わかるんですが。

darling: この日は、実は出発する朝には、東京は雨。
    傘をさしてタクシーに乗り込んだんだよね。
    ネットでみたら「宮古島」も天候不順らしいから、
    現地でも傘が必要なんだと思ってさ。
    で、空港で待ちあわせていた人たちに、大笑いされた。
    だって、宮古島は、ピーカンの晴れ。
    傘を持って飛行機を降りてきたのは、
    ぼくだけだったんだよ。
    なんか、むなしかったです。


      ◆◇◆昨日のダーリン◆◇◆

かつて、谷川俊太郎さんについての文章を書くときに、
『日本の三大安売り王』という言葉を思いついた。
谷川俊太郎、吉本隆明、橋本治の三氏を、
そう呼んだのだった。
その偉大なる「安売り王」の方々について、
ぼくの意見は変わってない。
出し惜しみせずに、いかなる人や場にも、書き、語る。
この姿勢は、ほんとうにカッコイイと思う。
先日、浜崎あゆみコンサートに出かけていって感じたのも、
やっぱり、この印象だった。
エネルギーの最後の一滴までふりしぼって、
その場に届けようとする姿勢が、やっぱりすごいものなのだ。
この感じ、ステージで言えば、矢沢永吉に似ている。
「そこまで懸命にやらなくてもいいんじゃないか」と、
思わず言いたくなるくらい、しぼり尽くすのが
エーちゃんのライブだ。
観客がそこに来てくれたことへの、絶大なる感謝の気持ちを、
不器用なまでに丸出しにしている人たちなんだと思う。
そういうやり方じゃなくても、
もっと長距離を走るための上手な方法はあるのだろうけれど、
それができない人たちもいるのだ。
「ほどほど」では、観客が満足しないのではないかという、
ひょっとしたら「怖れ」から、こうなったのかもしれない。
動機はわからないけれど、ぼくはとにかく、
時々出会う「安売り王」たちに、強く共感してしまうようだ。
えー、本日は、農業研究の「安売り王」永田先生と、
宮古島におります。
日本サッカーチームの皆さま、どうぞ、
持てる力のすべてを大安売りして、勝ってください!

darling:なんだろ、その、一所懸命のオーラみたいなもの、
    あると思うんだよねぇ。
    似たように見えて、イマイチなときっていうのは、
    そのオーラが出てないんだ。
    いろいろ批判もあるようだけれど、
    韓国のサッカーチームにも、やっぱり、見える。
    技術とか戦略とかが、同程度だった場合には、
    やっぱり、この「しぼりつくし」のパワーが、
    大事な要素になってくるんだと思うねぇ。
    わしに、足りない成分のようにも思っています。
    なーんか、「しぼりつくし」てない感覚があるもん。
    自分でも、よくわからないんだけど。

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    ◆◇◆さまざまな感情、においなど◆◇◆

ある時にふと芽生える独特な感情について、
思わずほほえんでしまうような、
のどかなメールを、ご紹介しますね。

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・うちの父は
 「バスの排気ガスを吸うと頭が良くなる」
 という当時のわけのわからない言い伝えを信じて
 少年の頃、いっしょうけんめいになって
 バスのあとを自転車で追いかけていたそうです。
 (た)

・都会に住んでいる人には分かりにくいかもしれませんが、
 昼間すごく天気のいい日、
 ふと車の通る音がとぎれてシーンとなった時、
 空からセスナ機の「ぶーん」という音が聞こえてくると
 すごく幸せです。
 道を歩いている時にこの状況に遭遇すると
 その場にばたっと倒れて
 そのまま眠ってしまいたくなります。
 ジャンボじゃだめなんです。セスナでないと。
 (あけみ)

・中学・高校の体育の時間、準備運動の中に
 「二人で背中あわせになって、交互に相手を背中に乗せる」
 (乗せられたほうが背中をそらす格好になる)
 というのがありました。
 私は「乗せられる」たんびに、
 頭のなかがふわふわするような、白くなるような、
 足の力が抜けるような、まさに「腰砕け」な状態になり、
 「恍惚感ってこのことかしら?」
 と思っておりました・・・。
 気持ち悪がられてやってくれなくなったら嫌なので
 相手の子にはだまってました。
 (やま)

・排気ガスの話が出たらもう黙ってはいられません。
 私の父(昭和5年生まれ)は
 「ガソリン車の排気ガスの匂いが好きだ」
 と言っていました。
 昭和39年生まれの私は
 蒸気機関車が通り過ぎた後の匂いがたまらなく好きです。
 小、中学校にあった石炭ストーブの煙が
 時々逆流して「ばふっ!」となる時にする匂いも同じ。
 自宅でも、確か幼稚園くらいまでは石炭ストーブでした。
 機関車も、そのくらいまでは
 普通に走っていました、観光用ではなく。
 湿気と炭の匂いが混じったような、甘い匂いです。
 札幌市で暮らしている現在、
 排気ガスがいい匂いとはもう感じませんね。
 多分父もそう言うと思います。
 (nyar)

・日本vsトルコ戦の主審、コリーナさんは、
 「つる三ハ○○ムし」に似ている。
 紙に描いてみて下さい。
 (ひ)

・ついに同じ嗜好を持つ人が現れたので、
 小さく頷いてしまいました。
 タクシーの排気ガスいいですよねぇ。
 私もタクシーが通り過ぎると
 そっと鼻の穴を広げて匂いを嗅ぎます。
 友人は賛同してくれないので内緒で、
 小さくそっと嗅ぐんです。
 あとね、ガソリンスタンドの匂いも好きです。
 ・・・タクシーの香りとは関係ないですけど、
 こないだテレビを見ていたら、
 腋にかける脱臭(香水?)スプレーを
 開発する会社がうつってたんですが、
 研究中は、腋にスプレーをふきかけ、
 研究員同士互いに腋の匂いを嗅ぎあって、
 脱臭の効果を確かめているんだそうです。
 記録写真まで出てきて、
 3組くらいペアになって男性が上半身裸で
 腋の匂いをかぎあっていました。
 なんだかいやーん。
 (はち)

・私は、雨が降り始めそうなときの
 土っぽいにおいが大好きです。
 そのにおいは、風に乗ってくるような気がします。
 あと、夜電気を消して、寝ようとしているとき
 しとしとと降る雨の音を聞くと、
 心がしーんとして、安らいだ気持ちで眠れるんです。
 (えみまる)

・私の家はもともと商売をしていたので
 家の中に倉庫があるんです。倉庫の中って
 コンクリートのしけったホコリっぽいにおいがあり
 幼い頃、そこを通る用事があるときは、
 そのにおいを嗅ぎたいあまり、
 ゆっくり歩くようにしていました。
 あたたかくせつない気持ちがして
 どうにもかぎたかったんです。
 今は、ビニールシートを貼ってしまったので
 その匂いも若干うすれてしまい、すごく残念です。
 ・・・あれ?わたしも臭いものフェチ?
 (ゆみ)

・「ポストに投函すると、しまったと思う」
 という話が盛り上がっていますが、
 みなさん、Emailを送るときは平気なんでしょうか?
 私など、送信ボタンを押す前に、
 文に変なところはないか、誤字脱字はないか、
 10回くらいは見直して、いざ送信した後は、
 「あ~あ、送っちゃった、送っちゃった」
 と一人で舞い上がりながら5回くらい繰り返して、
 まださらに不安で、送信済みフォルダに
 セーブされたのを開いてみて
 再確認するという手順が必須なんです・・・。
 (な)
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どれも、なんかわかるなぁと、
「ほぼ日postman」のメールボックスの前で、
思わず、ニヤニヤしてしまいました。
「バスのあとを、必死になって自転車で追いかけた父」
というのが、特におかしくて・・・!

では、次回のデリバリー版でも、お会いしましょう!!

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○「ほぼ日デリバリー版」
 ほぼ日刊イトイ新聞発。無断転載は、やめてね。
 Copyright(C) 2002 Hobo Nikkan Itoi Shinbun
 さまざまなおたよりは postman@1101.com まで。
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(ほぼ日デリバリー版担当・木村俊介より)


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2003-02-10-MON

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