山口未花子(やまぐちみかこ)
1976年生まれ、岐阜大学地域科学部助教。
動物に対する深い関心から
人と動物との関係について明らかにするため
動物生態学や生態人類学、
文化人類学の方法を学ぶ。
2005年より、カナダ・ユーコン準州の
先住民カスカの古老より
動物に関する、さまざまな実践を学んでいる。
著書に『ヘラジカの贈り物』
共編に『人と動物の人類学』など。
とくに『ヘラジカの贈り物』は
実際の「修行」のようすが詳しく書かれていて、
とても興味深かったです。
撃たれたヘラジカのガラス球のような目、
野生の恵みの調理法、
ナイフ一本で獲物を解体する古老のお手並‥‥。
山口さんが見聞きし学んだ
インディアンの狩猟や解体などの手順が
リアルな息遣いで記述されています。

 
山口未花子著
『ヘラジカの贈り物』
  山口未花子共編
『人と動物の人類学』
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