CAKE
マリーな部屋

『冬といえば...』

バレンタインWEEKではあるんですけど、
ちょっと押さえ切れないコトが……。

あのー、
関西風と関東風って言いますけど、
アレ、うどんの“だし”だけじゃないですねぇ。
(いや、おでんだって寿司だって煮物だって
何から何まで違うワッ! と思われた方。
まぁまぁ……。
単に言いたかったのは、ですね……)。

おしるこにも、ありますよね〜! 歴然と。

京都に行く用があり、
『鍵善』で“おしるこ”と“あわぜんざい”を食べました。
「え? 二品……?」と思われるかもしれません。
が、めったに行けないのです、京都など。
新幹線に乗ることも、めったにないのです。
この機会を逃したら、後悔は必至……。
(いや、マジで。
 夜、眠れなくなるんですよ……変かな)。
で、迷ったけど、結局、頼みました。

頼んで、本当に良かったです。
小学生の作文調になってきて恐縮ですが、
心底、おいしかったです。

私は断然、つぶあん派なので
普段は田舎しるこに限っています。
御前しるこ、というか、こしあんは
食べた気がしないといいましょうか。
小豆を噛んで味わえるほうが、
ありがたい気がしてしまうんですね。貧乏性ですけど。

でも!
『鍵善良房』のおしるこは、
田舎も御前もなく否応なしに逸品なんですが、
まぎれもなく上品でおいしかった……。
小豆の香りと、舌触りの滑らかさが、
こんなにおしるこを美味しくするんだなぁ、
と実感しました。
入ってるのも四角いおもちじゃなく、
まん丸の白玉のような……。
(多分、白玉粉だけじゃなく
 上新粉か何か使ってらっしゃるんじゃないかなー。
 白玉だと暖めた時フニャフニャして
 歯ごたえが残らないですし……。
 う〜ん、深い……)。

とにかく、関西風といいましょうか、
京風の奥深さに、関東人として脱帽いたしました。
あ〜、あわぜんざいのコト、書く時間がなくなった。
また、いつか。
でも、これもスゴイおいしい……。
粟餅っていうのが、また何ともいいですよねぇ。
京都でいろんな店の菓子を食べ歩けたら、
今、最もシアワセかもしれない……。

JRのコマーシャル見るたびに、ため息ばかり出てる
わたなべ まり
でした。

P.S.
邦子さん:
私もねー、特に情報量も財力もないんですが
ただただ好きでねぇ……。
エンゲル菓子係数、高い高い……。
いいモンみつけたら、教えてくださいね。

明彦さん:
私が、いつも持ち歩いてるのはですねェ、
明治のいちご板チョコです。
だから何っていうんじゃないけど。一応。



『鍵善良房/本店』

京都府京都市東山区祇園町北側264
TEL:075-525-1818

 

2000-02-13-SUN

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