ライフ・イズ・マジック

人生はマジックだ、なんて言い方そのものが怪しいでしょ。
ひょっとしたら、マジックってのは、
宗教の種かもしれないし、驚きの商品化かもしれないし、
人類最古の情報産業だったりもして。

軽い笑いもとれるし、ちょっと好かれたり嫌われたり、
ひとつの国をまるごとだまし取るようなこともできる。
いま、マジックを考えたり感じたりするのは、
なんだかとても大事な気がするんですよ。

おおげさな紹介はよしましょう。
マジック・ナポレオンズのパルト小石さんです。どうぞ!

ナポレオンズのHPは
http://www.tvland.co.jp/napoleons/
e-mail:napoleons@tvland.co.jp

ぼくの近況報告ですよ

忘れもしない昨年の10月、だったかなぁ。
病院で診てもらったところ急性白血病と判明、
翌日緊急入院。

結局、そのまま9ヶ月間の長期入院治療。
7月に退院、通院治療に切り替わるも、
すぐに再発、再入院。

8月いっぱい、新しい治療を受けて退院。
しばし普通の日々を楽しむ。

9月末、次の治療を受けるため転院、
新しい入院生活が始まり始まり〜。

てなわけで、長いようなアッという間のような、
なかなかに大変な1年でありましたよ。
やれやれ、ふぅ〜。

ビックリもガッカリも、そりゃぁたっぷり。
それでも、これまであまり感じなかった
小さなシアワセみたいなものを、
じんわり味わえたような。

むふふ、むふふ。

それに、新しい病院ではWi-Fiが使い放題。

もう二度と『回線状況悪化』という、あの暗い
暗い画面は現れない。
あはは、あはは。

今度の病院の朝食は8時半、
お昼は12時半、
夕食は6時半くらい。

こないだの黒酢酢豚、美味しかったなぁ。
ごはんはやや硬めの炊き上がり、好みだな。
(※個人の感想です)

バナナとかパイナップルとかのフルーツも、
缶詰じゃなくて生で出てくる。
嬉しいなぁ。
(※個人の感想です)

転院してまだ1週間。
あれこれチェックしてもらい、
いよいよ来週には
今後の治療方針を決めてもらう予定。

お医者さんに、
「いかがですか、体調は」
なんて訊かれて、
「はい、おかげさまで元気です」

お医者さんは笑顔で応えてくれるけど、
「元気だったらアンタはここにいないよ」
そんなツッコミが聞こえてきそう。

でも、痛いとか辛いとかの症状があまりなく、
食後に紅茶、コーヒー飲みつつチョコとかも。
オホホホホ。

それでもねぇ、夕方、街の風景を見ていると、
ちょっと寂しい。
雨の日のホームシック、シクシク。

でも、外の世界もコロナ禍が治ってないし、
色々と大変なんだよね。

それでも皆さんの元気を願いつつ、
おいらも明日は今日よりもっと元気なれるよう、
がんばりますよ〜!

 


明るく軽く親切なのに。
ほんの少し悲しみの味がするのだ。
マジックというのが、もともとそういう
素性のものなのだろうか。ー

糸井重里(帯コピーより)

「神様の愛したマジシャン」
著者:小石至誠
発行:徳間書店
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「ライフ・イズ・マジック
種ありの人生と、種なしの人生と」

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