
2009.11.10
台湾の誠品書店で、ほぼ日手帳が海外デビュー!現地の様子をレポートします。(2/3)
[ ーー ]
私たちとしては、
台湾のお客さまが
どうやって「ほぼ日手帳」のことを知ったのか、
ずっと、不思議に思っていたんですが。
[ 李 ]
以前、『ほぼ日手帳の秘密』という本を
誠品書店で販売していて、
それを見たお客さんが、
問い合わせをくださるようになりました。
この本が出版されたのは2005年ですから、
4年前のことになります。
それからは、
ユーザーがブログで紹介したりして、
インターネットを通じて広まったようです。
[ ーー ]
ほぼ日手帳に興味を持たれるお客さまは、
どういう方が多いんでしょうか?
[ 李 ]
性別も年齢も、本当にさまざまです。
台湾では日本の手帳が人気なので、
多くの人が興味を持って手にとっていますよ。
他にはヨーロッパの手帳も人気がありますが、
台湾の手帳を使う人はあまり多くないんです。
日本の手帳はどれも、デザインがいいですね。


▲日本の手帳が多く並びます
みなさん、日本の商品については
驚くほどくわしいです。
特に文房具担当のバイヤー、楊さんは
「ほぼ日手帳」の
SPRING限定カバーや
ほぼ日手帳アンケートのこと、
カバーラインナップのことについてなど、
まるで日本にいるかのように
ご存じでいらっしゃいました。

▲文房具担当バイヤーの楊(ヤン)さん
[ 劉 ]
今回の「ほぼ日手帳」販売にいたるまでは
2005年からの長い経緯があったので、
今年「ほぼ日手帳」の販売ができたことは、
たくさんの方に知っていただきたいと思っています。
スタッフも頑張って、
店舗ごとにディスプレイを工夫していますよ。
[ ーー ]
ありがとうございます。
さっき少し拝見したんですが、
レジカウンターの後ろにつり下げた大きなパネルや
店員さんが記入された「使用例」など、
どれも手をかけて作っていただいたもので、
感激しました。

▲レジカウンターの後ろには、大きなパネルが

▲店員さん作成の使用例

▲ほかにもこんなにたくさんの使用例を
紹介してくださっています!

▲ほぼ日手帳の紹介動画も。
誰だか、分かるのかな?
「ほぼ日手帳」のディスプレイにかぎらず、
誠品書店さんの売り場は
どこもおしゃれで都会的です。

とても居心地がよく、
お客さんは
「目当ての商品を買いに来る」というより、
「楽しい時間を過ごすために」
お店に来ている、という印象を受けました。
おしゃれなベンチに座って、
友達と談笑しながら海外の雑誌を読んだり。
こんな素敵な場所で、
こんなに熱心なみなさまの力添えをいただいて
「ほぼ日手帳」が海外デビューさせていただけたことは、
とってもありがたいことだと思いました。
お客さんにインタビュー!

荘(ヅァン)さんと李(リ)さん
「ほぼ日手帳のことは、インターネットを通じて知りました。
まだ使ったことはないけれど、紙の質がいいなと思います。
今日は友達の分も買って帰ります」

黄(ファン)さん
「4年目のユーザーです。
はじめは、日本の雑誌で見て知りました。
日本によく行くので、路線図も使っています。
誠品書店でも、
『すてきな文房具』の販売があったらうれしいです」

誠品書店 敦南店へ
続いて私たちは、誠品書店 敦南店へ向かいました。
信義店より少し小さい店舗ですが、
こちらはなんと、24時間営業だそうですよ!
信義店にくらべて、
若いお客さん向けの商品が多い印象を受けました。
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