
2009.08.17
「ほぼ日手帳2009 方眼座談会」の模様をお届けいたします。(3/4)
[ ほぼ日 ]
みなさんは、どんなペンをおつかいですか?
[ 小林 ]
私は0.3ミリのシャープペンをずっと使ってます。
[ 山口 ]
私の場合はもともとパイロットのコレトが好きで
ずっと使ってたんですが、
それの0.3か0.25ミリのもので書いてますね。
[ 渡辺 ]
私もコレトの0.3と
そのひとつ上くらいのを使ってます。
[ 永田 ]
私もコレトの0.3です。

[ ほぼ日 ]
「ほぼ日ストア」特典のボールペンは
つかわれていないんですね(笑)。
[ 永田 ]
夫にあげちゃった(笑)。
夫はあのボールペン、
よろこんで使ってるんです。
[ 渡辺 ]
書き味はすごくいいんですけど、
「ほぼ日手帳」には使わないですね。
[ 山口 ]
あの太さのボールペンで
この方眼に入れて書くのは
けっこうきびしいと思います。
方眼を意識せずに書くには問題ありませんが。
[ ほぼ日 ]
土橋さんはいかがですか?
[ 土橋 ]
私も、持っているペンで
いろいろと試してみたんですが、
やっぱり0.3ミリがベストですね
「東京都」とか「横浜市」と書いたときに
つぶれずに書けたの0.3ミリのゲルインク。
私の場合は、ぺんてるのスリッチでしたね。
太めのボールペンだと
ちょっとつらいかなという気がします。
あと、細字の万年筆でも書いています。
●永久にこのままでいいっていう
デザインはないんです。
[ 糸井 ]
いま聞いた話の中で、
「読み返すときにつらい」っていうのは
説得力のある意見だと思いますね。
「ほぼ日手帳」って書く行為を
楽しんでいるのと同時に、
自分の書いたことを読む行為も
楽しんでるわけですから。

[ 佐藤 ]
たしかにそうですね。
[ 糸井 ]
ただ、だから大きくするかというと
そう単純な話ではないように思うんですよ。
4ミリに戻すのは簡単なことだし、
戻さないっていうのも簡単なこと。
そのどっちでもない方向だってある。
でも、けっきょく、どれを選んでも誰かが
「それは違う」って言い出しちゃうんです。
[ 佐藤 ]
ええ、ええ。
方眼の大きさだけを突き詰めれば
いいというわけでもありませんしね。
たとえば、方眼を3.45ミリにしたことで
2009年版から、ページの下に
縦5マス分のスペースが生まれたんですね。
それを、4ミリの本願に戻すと、
空きスペースはなくなっちゃうんですよ。
[ 永田 ]
あのスペース、すごく便利なんです!
[ 佐藤 ]
でも、なくなっちゃうんです(笑)。
[ 永田 ]
マス目は大きくなってほしいけど、
下のスペースは欲しいです。
[ 佐藤 ]
弱りました(笑)。

[ 一同 ]
(笑)
[ 糸井 ]
でも、彼女は困らせようと思って
言ってるわけじゃなくて、
本当にそう願ってるんですよ。
[ 佐藤 ]
うんうん、わかります。
[ 糸井 ]
むずかしいですねー。
ちょっと前に行ったアンケートでも
すごく微妙な結果が出たんですよ。
[ ほぼ日 ]
はい。今年の2月に恒例の
「ほぼ日手帳2009アンケート」を行いました。
3.45ミリの方眼について、
第一印象と、つかってみての感想を
お訊きしましたので、ご覧ください。

[ ほぼ日 ]
大きくいうと、
「最初は小さいかなと思ったけど、
つかってみたらちょうどよかった」
という人が少し多かったんです。
[ 糸井 ]
徐々に慣れて、
よく思えてきたっていうことですよね。
ということは、またサイズを変えると
「せっかく慣れたのに!」ってことに
なってしまうんでしょうねぇ。
[ 一同 ]
(笑)
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