
2010/02/15
オリンピックのある風景 (2/2)

「一度でいいから開会式を生で観てみたいよねー」
って言うわけだからさ。

結婚してから初めてのオリンピックなのですが、この期間中ダンナとは、毎日のようにチャンネル争いです。
一日一回お笑い番組を見なきゃ気がすまない奴に負けてたまるかー。
(まるじ)

はははははは、いいわ、これ。

トリノも北京も世界陸上の時も彼氏とこの「観たぞ」シリーズを楽しんだのに、彼氏が一向に結婚を切り出してくれません。
なんとかしてください、永田さん。
(カラコル)

大丈夫、大丈夫、ぼちぼちそういうことになっていきますから。

前回のトリノで、偶然見たアルペン。
日本人選手ながら名前を確認できなかったのですが、コースアウトしてしまったにもかかわらず、コースに戻って滑り直し、当然、順位なんてもうダメダメなのですが、とても楽しそうだったのを今でも思い出します。
(調べたら生田選手でした。今回は出ていないのですね)
そんなふうに、いつ、なんどき、どんな感動シーンが待っているかわからないので、油断できません。
トリノのときは、四年後はぜったいに現地でフィギュアを見ようと思っていましたが、四年のあいだにいろいろあって、行くことは叶いませんでした。
不況のおかげで、仕事も暇(苦笑)。
でも、テレビだけは夫が新しくしてくれたので、大画面で存分にオリンピックを楽しもうと思います。
仕事が暇なのは、オリンピックを楽しみなさい、ということだと思うことにして、オリンピックが終わったら、私の勝負をしようと思います。
(彗星)

こんなまぬけなコーナーでこんなことを言うのはなんですけど、やっぱり不況の影響ってあるみたいで、たくさん届くメールのなかにも
「失業中」みたいなことばがしばしば見受けられます。
でも、基本がスポーツファンだからか、書かれていることばや気持ちは、みなさん、例外なく前向きなんですよねー。
「仕事が暇なのは、オリンピックを楽しみなさい、 ということだと思うことにして、 オリンピックが終わったら、 私の勝負をしようと思います」
というのは、とりわけ、いいなぁと思いました。

今朝、祖母とオリンピックの話をしていた所、流れで男子フィギュアの話になりました。
「ほら、あの、つえー男、帰って来たべ」
と問われたので
「ああ、プルシェンコな」と答えた所、祖母は満面の笑みで
「そうそう、フルチ○コ、フルチ○コ」と‥‥。
「ちがーう、プルシェンコだって!」
「ああ、プルシェンコか。
オレ、フルチ○コ言ってたわ」
また笑顔で、また言う祖母。
○にはもう誰もが思う文字しか入りませんけれども。
冬晴れの爽やかな日曜の朝から嫁入り前の孫に連呼する言葉じゃないや、おばーちゃん‥‥。
そんな祖母は今年94歳になる、スポーツ大好きばあさんです‥‥。
(佐野まおまお)

「観たぞ」には、素敵なおばーちゃんが不可欠です。
それでは、また、明日!
せーの!
ばん・くー・ばー!!
