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神田川の「やさしさ」 「神田川」の頃の恋愛至上主義時代の男の人は、やさしさ至上主義になっていた、そういう時代でありました。 いっぽう、女性は、幼い頃からお互いに、やさしい、ということをしなかった親を見てきました。 昔からいるボーイフレンドは、きっとやさしくなかったことでしょう。 やさしくなくても、うまくいっている親、日常がたんたんと続いていく状況を経験してきたのです。 けれども、3畳一間にいる目の前の彼の、このやさしさはいったい何だろう。 その、言葉でやさしい、という部分に、なんらかの弱みのようなものをどうしても感じてしまいます。 3畳一間の幸せがいつまでもつづくわけがないというのはわかっている。 これは、女の子が社会の側に立ちそうになっている瞬間の歌です。 若かったあのころ、何も怖くなかったのに、ただ、その人のやさしさが怖かったのは、そういうわけじゃないかと思うのです。 男からすれば、「弱ったなぁ」というほんとうに困った歌です。 2010/07/27 14:16 |
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