わけにはいかない問題

読者の方よりメールをいただきました。

3/17のカサイファンクラブ通信を読んで笑った後、思い出したことがあったのでメールいたしました。

私が10年近く前に勤務していた小さな米菓会社。
社長はいつも作業服で工場内にいる職人でした。
その社長が事務所へ入って来て、私に言いました。
「新作の試作品を焼いたから食べてみて」

「わーい。食べたいです〜」と言った私に笑顔で作業服のポケットから煎餅を差し出されました。
‥‥直です。
作業服のポケットに直で煎餅です。
NO包みです。
その場で感想を言ってほしそうな社長のワクワクした視線を浴びて、食べないわけないじゃないですか。
おいしかったですけどね!(ミサト)


すごいご体験、ありがとうございます。
そういえば、私も思い出したことがあります。

ある方が、ビルに入居する際、契約時にそこの大家さんがバナナを出してくださったんですって。

そのバナナが、悪魔みたいにまっ黒だったそうなんですけど、その方は、ふつうに食べたそうです。
そして契約を終え、入居されました。

しかしその後、そのビルは入居を断られることがある、ということが判明。
その条件とは、どうやら大家の出した黒いバナナを目の前で食べ切るかどうか、だったようなのです。

きっとミサトさんも、ご入居できるお人柄とお見受けします。

その、「入居できた方」の取材を、このたびとともに行いました。
そのようなエピソード満載です。
連載はもうすこし先になりそうですが、たのしみになさっていてください。

2010/03/19 13:21

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