やっとボールが渡った

デザイン事務所コズフィッシュにいるスガノです。
画家のニコラ・ビュフさん、コズフィッシュの祖父江慎さん、坂口和巳さんと打ち合わせ中です。

もう、社内も社外もすべての人が忘れていると思いますが、私たち4人組は1冊の本を、もう何年も、何年も何年もかけて作り続けています。

このことを、忘れていない人が、確実にあと一人います。
それはお話を書いた、作家さんです!
作家さん。見てますか‥‥こんにちは‥‥。

私から見ると、この何年間か、私たちは停滞していたわけではないのです。
凝ったプランを作ったのですが制作してくださる印刷製本会社さんがまったく見つからず頓挫、その後、ほぼ日で予算の折り合いがつかず頓挫、次はニコラさんが絵を描きすぎてページ数が増えてしまい頓挫、坂口さんが正月3が日をつぶして超絶細かい計算で文字組みを割り出したのもつかの間、作家さんから組版を直してほしいと申し出があって頓挫、それぞれみんながアクセルを踏みすぎた結果、あらゆるカーブを曲がりきれない状況だったのです。

それが今日、ようやくひとつめのカーブをめちゃくちゃきれいに曲がりました!

すべての問題がいま、まあまあ解決でき、しかもすばらしいアイデアで乗り越えて、制作のボールが一気に今日、絵を担当するニコラさんに渡ったのです。

やったー。

あとは私の、進行のちからにかかっています。
もう、まかせておいてください。

今日ニコラさんから
「これからつまり、ぼくがたいへんですけども、これだけの長い期間みなさんと会い続けるのが習慣になってしまったのでお別れするのがつらいです。
この本が終わる前に次の仕事の約束しませんか」
という驚きの発言が。
ニコラさん、仕事はこれからです、これからこれから。

2025/08/22 19:54

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