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国立療養所沖縄愛楽園の資料館、
沖縄愛楽園交流会館で開催中の
写真展が、TOBICHI東京に来ます いま、沖縄県の名護市にある国立ハンセン病療養所 沖縄愛楽園の資料館で開催中の写真展『命の記憶 ─ 沖縄愛楽園1975』が、6月26日(木)からTOBICHI東京にもやってきます。 沖縄愛楽園とは、ハンセン病の回復者のみなさんが暮らす施設。 今回の写真展は、現在は陶芸家として活躍している鈴木幹雄さんが若かりしころ‥‥、まだ写真家だったときに撮った、ハンセン病の回復者さんや患者さんたちの写真の展覧会です。 展覧会の概要より抜粋すると、鈴木さんは 「今から50年前、『本土復帰』から間もない沖縄県名護市にある、国立療養所沖縄愛楽園を訪れました。 ハンセン病の回復者・患者たちが隔離のなかで生き、日々の暮らしを営む姿を、鈴木はカメラで丁寧に記録しました」 とのこと。 当時、差別や偏見が根強く残るなか、入所者のみなさんにとって、お顔やお名前を明かすことは、極めて難しいことでした。 でも、若き日の鈴木さんの写真には、入所者のみなさんたちの懸命に生きる姿や何気ない日常、そこでこぼれた笑顔が写っています。 TOBICHI東京での開催中も、沖縄愛楽園での展示は続くそうです。 (愛楽園の会期は10月31日まで) つまり、東京は第2会場的な感じ? 沖縄の写真とは、また別の作品が展示される予定。 東京の前に、 京都のPURPLEでも展示されます。 TOBICHI東京の展示に合わせて、ほぼ日では鈴木さんのインタビューも公開予定。 これまでの沖縄愛楽園のあゆみには、当然「沖縄戦」も関係してきます。 現在連載中の特集「50/80」の枠で、お届けしていこうと思います。 もし沖縄へ行かれる予定があったら、ちょっと北部まで足を伸ばしてご覧になってみてはいかがでしょう。 なお出版社の赤々舎さんから、写真展と同名の写真集も出ています。 写真5枚目。 (『命の記憶 ─ 沖縄愛楽園1975』) 一人の若者が50年前に撮った写真が、どうして半世紀も経た今、写真展&写真集になったのか? 鈴木さんインタビューでは、そのあたりの経緯も聞いてますので、公開されたら読んでみてください。 2025/06/02 12:51 |
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