森川さんのAIゲーム

いかんいかん、このままではアゥェーの波にのまれてしまう。
そこでシジュは、
「今年は出展しているよ」と直前に連絡をくれたお友達、モリカトロンの森川さんを探しました。
すると森川さんのほうから発見してくれました!

森川さんたちが今回出展しているゲームは何かというと、
「ほとんどAIが作ったゲーム」なんだジュ。
なんだそりゃ?!

森川さんに話をうかがってみました。

「シジュちゃん、こんにちは。
これはね、いわゆるアドベンチャーゲームで、殺人事件がおこるマーダーミステリーなんだ」

それだけ聞くと、けっこうふつうな? ゲームな? かんじ?

「そうそう。ふつうなの。
でも、物語もトリックもこの画面も、ぜんぶAIが作ってるんですよ」

ええっ?! と、驚きたいとこだジュけど、よくわからないだジュ。

「つまりね、AIに、まず、5分間のストーリーを考えさせるんだよ。
そしてそれをゲームに落とし込むことも、AIがやるの」

じゃあ、森川さんたちはいったい何をしたんだジュか?

「そういうAIを、設計すること」

そっか! それはすごい。

「いま、チャットGPTをはじめ、生成AIって言葉、聞いたことあるでしょう?
生成AIが、ゲームにどれほど使えるものなのか検証するための、これはコンセプトモデルなんです」

AIがゲームを作ることはなんとなくわかったけど、それが「おもしろいかどうか」は、誰が判断するんだジュか?

「おもしろいかどうかはね、じつはAIには判断できないんだ。
それに、物語のつじつまがあわないゲームもAIは作ってしまう。
その部分はやっぱり、人間がやるしかないんだろうと思います」

モリカトロンが、このAIのゲームでBITSUMMITに参加したことの意義ってなんだジュか?

「シジュちゃん、ここはね、インディーゲームの祭典なんだよ。
ここ何年もの間に、ゲームはどんどん大型化してきて、ワンアイデアの、思い切ったものが作りにくくなっている現実があるんです。
でもこの会場には、情熱ある若者がものすごい数、集まっているわけ。
このAIのゲームは、そんな人たちが創作したい、チャレンジングなゲームを支援しうるツールにもなるのです」

なあるほど!
あとでAIが作ったゲーム「Red Ram」を、おもしろいかどうか、シジュにもやらせてください。

2023/07/14 15:26

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