古代と台所をつなぐ 恐竜学者

ほぼ日の學校「ダーウィンの贈りもの」の
真鍋真さんの授業がほぼ日の學校アプリで再配信となりました。
日々新しい発見がある恐竜の世界について、恐竜博士の真鍋さんが深く、楽しく、話してくださったのですが、深く印象に残ったことの一つが、鳥はどの筋肉で飛んでいるか? という話。
真鍋さんがなぜ鳥について学ぶかというと、鳥は恐竜の生き残りだから。
鳥の動きから恐竜の生態を推しはかることができるのです。

で、鳥の飛び方。

大胸筋と小胸筋を使って、羽ばたくのだそうですが、真鍋さんはこれを
「胸肉(大胸筋)とササミ(小胸筋)
で飛ぶのです」と表現します。
恐竜と台所がつながりますね。

この授業でも話していらしたのですが、真鍋さんはフライドチキンを食べる時、綺麗に食べて、鳥に今も見られる恐竜の名残りを確認するそうです。
(それが何かはアプリをご覧ください)

真鍋さんの新刊『真鍋先生の恐竜教室』を読んでいたら、そのものずばり、
「ニワトリの手羽先・手羽中を料理して、骨の標本を作ってみよう」というページがありました。
これはぜひ挑戦してみたい。
ちゃんと調理して、食べてから、骨格標本作り、というのが、また楽しいところです。

この本には2020年のパタゴニアでの発掘調査の様子など、最新の研究成果が盛り込まれています。
大人も子供も楽しく学べる恐竜教室。動画と併せてぜひ!

2023/02/07 11:03

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