万葉集の秋の歌

紅葉も進み、秋の深まりを感じるようになりました。
万葉集には秋を詠った歌がたくさんありますが、そのひとつを。

秋の夜を長しと言へど積もりにし恋を尽くせば短かりけり
(作者不記載歌、巻十の二三〇三)

上野誠さんの現代語訳はこうです。

秋の夜を長い長いと人はいうけれど……積もりに積もったこの思い――その思いを晴らそうとすれば
(ソリャア―ソリャー)
短いもんよ!

「ソリャーアーソリャー」と合いの手が入るのが「上野節」。
ほぼ日の學校万葉集講座での名調子が耳に蘇ってきます。

その万葉集講座の最終回が本日アプリで再配信となりました。
「令和」という元号の元になった万葉集の歌、そのまた元になった古代中国の歌をみんなで朗々と読み上げて締めくくりとなった授業です。
上野さんがアジアに向ける目の広さと深さに胸を打たれます。

文学と民俗学をあわせた上野さんの恩師は
歌人の岡野弘彦さん
そして岡野さんの師が国文学者で歌人の折口信夫。
上野誠さんが指南役をつとめられたNHK Eテレ「100分de名著」、今月のテーマは「古代研究 折口信夫」

しまった! 最終回を見逃したと思ったら、再放送、まだ間に合います。
11月7日(月)13:05~13:30

こちらもどうぞ、お見逃しなく。

2022/11/02 11:03

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