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方言、どこへ行く? ほぼ日の學校で言語学者・田中ゆかりさんの授業を公開収録しました。題して、 「方言がなくてすみません。 博多弁女子が最強になるまでの方言の価値の変遷とこれから」。 実に濃密な90分でした。 1970年代までの 「ふるさとなまりが恥ずかしい」時代から、テレビと共に育った世代が大人になってみんなが共通語を使えるようになった1980年代からの方言の価値の上昇、そして、ネットの普及を経た2000年代になって、方言に「萌える」という現象が起きるまで。 「方言」をキーワードに戦後日本社会の動きをざくっと振り返る近代史の授業のようでもありました。 かくして現代、方言がもてはやされる一方で、元々話されていた土地や話していた人々から「切り離されて」 「アクセサリー化」して着脱できるものとなった結果、このさき「方言」はどうなるのか? 興味の尽きないお話でした。 いずれこの授業はほぼ日の學校で公開されます。 少しお待ちください。 2022/10/17 15:52 |
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