名物講師を作ってきたもの

先日、と訪れた浄慶寺で蓄音機の音に耳を澄ます羅漢さんがいました。
本当に、いい顔です。

去年、神田ポートビルにSPレコードコレクターの三浦武さんを招き
蓄音機のコンサートを開いたのですが部屋に響く音に包まれるのは不思議な気持ちよさがありました。
そんなことを思い出します。

さて本日、三浦武さんの授業
「人生の寄り道ー浪人のススメ。」
が公開になりました。

三浦武さんの本業は、河合塾の現代文の講師。
浪人も経験し、18歳で塾講師になった三浦さんが名物現代文講師になるまでのいろんな寄り道や出会いについてお聞きしました。

学生を文学の沼に誘う授業の一端が垣間見えるお話も。
最後に1曲、胸にしみる蓄音機の演奏もありました。
秋の週末、ぜひご覧ください。

ちなみに三浦さん、来年の手帳は蓄音機のイラストが表紙に載っているweeksの<伊丹十三/mon oncle>
を使ってくださるそうです!

「これは、伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』にあるイラストですね!」
と瞬時に看破され驚いたのですが

なんと、中学時代からの愛読書で、蓄音機との一番最初の出会いは、この本だったのだそうです。
蓄音機のイラストだなあとは思っていましたが、そんなめぐり合わせがあったとは、本当におどろきました。

2022/10/14 11:08

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