漢字の成り立ちを知って 新しい漢字を作ってみる

立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所の
「漢字探検隊in東京&オンライン」に参加してきました。

講師のひとりは、ほぼ日の學校でも授業してくださった
後藤文男さん。この日のお題は
「貝はたからもの」。
子安貝(宝貝)の形からできた貝の文字。
そこから買、賣、得、貯、財、貧、責、績、積、負、敗、賀といったさまざまな漢字の成り立ちを教えていただきました。

オンライン参加者のなかには、宮城や京都、海外の方もいらしたようです。
チャットで活発な発言がありました。

夏休みとあって小学生の参加者が多く、積極的に発言して、終わったあとも後藤さんを質問攻めにしていました。

書き順を覚えるのではなく、成り立ちから理解する漢字との親しみ方は、いつも驚きに満ちて新鮮です。

漢字探検隊はこの先も、8月10日と20日に開催されます。
オンラインでも参加できます。
夏休みの自由研究にいかがでしょうか。

そして、この日の授業の終わりには、講師の清田淑子さんが新しい漢字を作ってみよう、という呼びかけをされました。
第13回創作漢字コンテスト、締め切りは夏休み明けの9月9日だそうです。
これから考えても、間に合うかも。

ノンアルコール、虹、ソーシャルディスタンス……過去の受賞作品さすがです。
もしも自分の考えた漢字が3000年先に定着していたら、と考えるとおもしろいですよね。

2022/07/26 16:36

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