京都市京セラ美術館で開催中の 森村泰昌さん展覧会がすごい。

以前、インタビューさせていただいた美術家の森村泰昌さんが、京都市京セラ美術館で大規模個展を開催中。

これが、なんとも、すごいものでした。
ごらんのように、会場全体がブルーグレーの布でできているんです。

あやしいカーテンのラビリンスです。
展示されているのは、額装された800枚超のインスタント写真。

そこに写っているのは、もちろん、森村さんが名画の中の人や歴史上の人物、実在の俳優等に扮したセルフポートレート。

マリリン・モンローに扮した作品とか、ゴッホやデューラーの自画像に扮した作品とか、フェルメールの、有名な振り向きざまの少女の作品とか、見たことのある作品にところどころで出くわしてワーとなります。

出入り口は5つで、順路もなし。
どんな順番で、どう見るかはまったく自由。
迷子になる感覚もあって、ついつい、長居をしてしまいました。

6月5日(日)までの開催です。
お近くの方も、そうでない方も、ぜひとも。

詳しいことは公式HPでご確認ください。

■1・4枚目の画像
「京都市京セラ美術館開館1周年記念展 森村泰昌:ワタシの迷宮劇場」 展示風景撮影:三吉史高

■2枚目の画像森村泰昌《夢と記憶か?出会う場所》2022年?Yasumasa Morimura撮影:三吉史高

■3枚目の画像森村泰昌《ワタシの迷宮劇場 M149》1987年?Yasumasa Morimura

■5枚目の画像ほぼ日の森村泰昌さんインタビューのトップ画像

2022/05/24 20:11

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