河合祥一郎さんの 授業と新訳

ほぼ日の學校「ごくごくのむ古典シリーズ」
シェイクスピア講座3回
河合祥一郎さんの授業がアプリで公開となりました。
「ものすごく噛み砕いてくださった東大の授業」と思いながら聴講した記憶があります。
気軽に聞いていただけて、聞けば深〜〜〜〜い講義です。

さて、その河合先生、最近は何していらっしゃるのかな、と思って検索してみたところ、2月22日、猫の日にあわせて、
『黒猫』(エドガー・アラン・ポー)の新訳を出されることに気づきました。

加えて今月は光文社古典新訳文庫でサマセット・モームの
『人間のしがらみ』(上下)ももうすぐ発売。
相変わらずのすさまじいお仕事量、すごいなあと思いながら、タイトルをながめて
「あれ?」と思いました。

金原瑞人さんの新潮文庫版をはじめ、
『人間の絆』と訳されることが多いのではなかったかと思ったのです。
原題はOf Human Bondage。
たしかに、最近は良い意味で使われることの多い「絆」よりも、束縛の色が濃い「しがらみ」の方が小説の内容にあっているように思います。
河合さんご自身が「訳者あとがき」ですべての先行訳とは違う題名を選択した理由を丁寧に解説していらっしゃいます。
新訳をするにあたっての覚悟がうかがえる「訳者あとがき」です。

シェイクスピア講座とあわせて、ぜひこちらの新作も手にとってください。

2022/02/09 15:05

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