サコ学長と「やんか」

ほぼ日の學校、本日公開は
京都精華大学のサコ学長。
取材はちょっと前でしたが、アートあふれる大学にうかがった時、キャンパス内に学長と肩を組める顔ハメがあったのが印象的でした。
親しまれている学長なんだなあ、と。

実際、サコさん、本当に気さくな人です。
ものすごい秀才なのは本を読んでも話を聞いてもすぐにわかるのですが、加えてユーモアのセンスがすごい。

著書『サコ学長、日本を語る』の中でいちばん笑ったのが、京大大学院に入る前に半年日本語学校で学んでいるときのエピソード。
舞台は大阪です。

「それにしても、日本語学校で教わる内容は、易しすぎた。文法は習得できるけれど、あまり使えない日本語だ。
 一生懸命勉強しているはずなのに、電車の中で乗客の会話を聞いても、何を言っているのかさっぱりわからない。
 会話文の最後には、いつも『やんか』がついている。
『やんか』のことを知りたいし、『やんか』を使ってしゃべりたい。
『お茶しばく』も『ナンパ』も、どうやら生存のための大事な言葉らしいのだが、これまたわからない」

そんなサコさんが、中国留学を経て日本にやってきて、どうやって半年で日本語を身につけて大学院進学を果たしたか。
その秘密の一端も動画で話してくださっています。

そして本題は「自由論」。
ぜひご覧ください。

2021/11/26 11:36

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