もうひとつの 「あの日の橋本くん」

TOBICHI2で開催中のおおくぼひさこさんの写真展
「あの日の橋本くん」。

今日は、橋本治さんの高校時代の同級生お二人、谷本さんと福田さんが来場されました。
たまたま、福田さんが谷本さんから借りていた写真を返却するためにお持ちだった修学旅行の思い出の写真を見せてくださいました。

ちょうど会場に居合わせた橋本さんの長年のファンの方といっしょに貴重なお写真を見せていただきました。

写真をながめながら、お二人は
「3人で映画『怪談』を有楽町のみゆき座に観にいったとき、橋本を2時間待たせちゃったんだよなあ。
あの頃、携帯もないし……」

「運動会の仮装行列の衣装、みんなの分、ぜんぶ橋本が作ったんだよな」
などと、たのしい思い出話も聞かせてくださいました。

場内に陳列された橋本さんの著作『九十八歳になった私』をながめながら、
「橋本さん、ちゃんと九十八歳になって欲しかったですよね」
などと話していたら、福田さんが
「憎まれっ子、世にはばかるって言うでしょ。
憎まれっ子になりきれなかったんだね」とおっしゃったのが心に残りました。

その後、小林秀雄の本から橋本治さんを
「発見」し、次々と著書を読破中で、いまは橋本さんの「手トリ足トリ」に従って編み物にも挑戦中という学生さんがなかなか同世代とは語り合えない橋本治さんについて、場内にいあわせた上の世代のお客様と話し込んでいかれる一幕もありました。

本当にいろんなお客様がいらっしゃる写真展です。
21日、日曜日までです。
どうぞ、お見逃しなく!

2020/06/18 14:46

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