担当・武井の「副音声」その1

武井です。「中島みゆきのつくり方。」、企画&編集を担当しました。
雑誌『ダ・ヴィンチ』との共同で9年越しに実現したこの対談のようす、ちょっとだけ「副音声」のようにして、エピソードをお伝えしたいと思います。
まずその1!

●みゆきさんのしゃべりかた

ラジオやコンサートでのみゆきさんのトークをご存じのかたはきっと思うことでしょう。
「やっぱり、あの喋り方なの?」
はい、そうでした。
「お・ひさし・ぶり・でーす!」
の声は、まさしく、あの感じでした。
もちろん発声はパブリックな場所よりも抑え目だと思うんですが、高めの声で、聞き取りやすく話す「あのトーン」。
ただし、対話のなかで、ラジオやステージとちがうのは「間」(ま)かも。
今回の企画は「対談」ではありますが、ニューアルバムを聴いたばかりの糸井重里は
「訊きたいことがいっぱいある」状態でしたから、対談というよりインタビューに近かったのかもしれません。
ということは、みゆきさんは、初めてぶつけられる
(9年ぶりの!)イトイの質問に答えることになる。
するとみゆきさんは「熟考」します。
それが「間」。
それは、どの言葉を使って答えたら、ちゃんとわかってもらえるのかな、と考えているような印象でした。
最初、その「間」に、横で聞いていてドキドキ。
ほら、「ちょっとふざけてみたり」もあるかたですから、
「ふふふ、その質問には答えないわよ〜」
の間じゃないかと(ごめんなさい)思っちゃったくらい。
でもちがいました。
あっ、でもそういう場面もなくはなかったかな? そのあたり、コンテンツでできるだけ再現して編集しましたので、おたのしみください。

2020/02/10 19:24

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