中学生たちが 英語百人一首に挑戦

英語百人一首トーナメントを見に、立川市に行ってきました。
国文学研究資料館主催の
「100人ぐりっ首(ひゃくにんぐりっしゅ)
英語でとる百人一首」です。

ほぼ日の学校万葉集講座で講師を務めてくださった詩人のピーター・マクミランさんが翻訳作成した世界初の英語百人一首かるたを使って、中学生たちが競技かるたに挑戦しました。

The long tail of the copper pheasant trails,drags on and on like this long night aloneと、マクミランさんが吟じると、この日のために練習を重ねてきた中学生たちがすごい勢いで、下の句in the lonely mountains, longing for my love.の札をとります。
柿本人麻呂の歌あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む、ですね。

決勝戦になると、マクミランさんが最初の一語を発した瞬間、二人の手が札に伸びます。
見応えある白熱した試合展開に見守る大人たちも手に汗をにぎりました。

優勝したのは中学2年生の佐藤澄佳さん。
かるた部ではなく、吹奏楽部員だそうですが、この日のために特訓してきたそうです。

試合前には、国文研教授の神作研一さんが江戸前期、かなり身分の高い人の注文で作られたと推測される手描きの美しい百人一首かるたを披露してくださいました。

「日本には古いものがたくさんある。
古いものにこそ汗と涙とインテリジェンスが入っている。
古典からいろんなものを学んでほしい」
紹介されたのは、国文研資料館館長のロバート・キャンベルさんの言葉でした。

古典を学ぶ「ほぼ日の学校」にも通じる言葉だなあと思いました。

2019/08/02 15:54

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