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万葉集と発酵! ほぼ日の学校・万葉集講座 第7回の講師は、発酵学者の小泉武夫さん。 「私は国文学者じゃないし、万葉集の専門家でもない」とおっしゃりながらも、 「食の考古学」を極めた古代食の専門家として、万葉の時代の人々はどんなものを食べ、どんな酒を飲み、何からどんな調味料を作ったのか、その暮らしぶりが目に浮かぶように生き生きと語ってくださいました。 冒頭、次の元号の出典とされる万葉集の梅花の歌を詠んだ大伴旅人について、どれほどの酒好きであったかという話から、万葉の時代の酒づくりへと話は広がっていきました。 万葉びとの食生活は、多彩なものだったようです。 驚くような話がたくさんありました。 万葉の時代の酒は、できた酒に蒸した米と糀を加えることを何度も繰り返し、トロリと甘い、今でいう「みりん」 のようなものだったこと。 ただ、その一種ではなく、清酒(すみざけ)と呼ばれた濾した酒、上澄みをとった「にごり酒」、沈殿をつかった「かす米酒」など、さまざまな種類の酒があったこと。 醤油には、穀物を原料としたもの、魚、鴨などの肉、つけものの汁といった4種類があったのに、いまは穀物(大豆)と魚醤しか残っていないこと……などなど。 食から読み解く万葉集。 しかも、それが語り上手の小泉さんの口からユーモアたっぷりに語られる。 受講生のみなさんは、笑ったり、相づちを打ったりしながら、楽しそうに聞いていらっしゃいました。 他のどこでも聞くことのできない講義でした。 学校ニュースもあわせてお読みください。 2019/04/03 22:23 |
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