うリアしまたろ王!

劇団山の手事情社公演
「うリアしまたろ王」を観てきました。
物語はシェイクスピアの『リア王』です。
そして、主役のリア王は、
「ほぼ日の学校」イベントで何度も舞台監督を引き受けてくださった浦弘毅さん。

かっこよかった!

舞台監督の浦さんは、いつもクールで、必要なことをパッパと進める敏腕舞台監督さんです。
無駄なことは言いません。
冗談も聞いたことがありません。

噂には聞いていたんです。
「舞台の浦さんはすごくかっこいい」と。
演出家の木村龍之介さんもそう言っていましたし、かつて浦さんに演技指導を受けたも言っていました。

でも、想像をはるかに超えていました。
鍛え抜かれ、計算し尽くされた
「山の手事情社」の団員さんのいっぷう変わった美しい動きの中で、浦さんのリア王がはじけて、暴れて、嘆いて、舞台の真ん中で輝いているのです。
こんなに大きな人だったかな、と思うくらい、大きく輝いていました。

見終わったみんなは、すっかり「山の手事情社」独特の動きに染まっていて、公演を終えてロビーに出てきた浦さんを囲んで、もちょっとポーズを真似してみました。

「うリアしまたろ王」
21日まで、東京芸術劇場シアターウエストで上演中です。

2018/10/19 19:25

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