携帯騒動

夕方、さんといっしょにセキネシンイチ制作室さんへ、打ち合わせに行ってきました。

じつは今日、全員初顔合わせだったので、私はやたら緊張していました。
本日お話しすべきすべてのことを言い終えた、それではこれからおよそ半年間よろしくお願いします、という段になり、
「それじゃあ記念に」と私が調子に乗ってセルフタイマーで撮ったのがこの写真です。

これは、セキネさんの事務所にあったいいにおいのするお香に私が携帯電話を立てかけて、撮影しました。

この後、いやぁもうほんとにふつつかものですがよろしくおねがいします、じっさいお忙しいですか最近は、かわいいスリッパですねワッハッハというような去り際のどうでもいいトークに熱中してしまい、MY携帯電話を、お香の前にそのまま置いてセキネさんの事務所をあとにしました。

すぐに気づいてエレベーターで引き返しました。

しかし、セキネさんの事務所のピンポンを間をおいて3回鳴らしても、出ていらっしゃらない。

ああ、打ち合わせが長かったから、お手洗いに行ってらっしゃるんだ、はっは〜ん、と思ってのんびり待っていると、永田さんが私の携帯電話を「念の為」といって鳴らしてくれました。

すると、セキネさんが出て、
「そうそう、携帯電話が! いま! 追いかけて! 走っています!
どこにいますか! ぜーぜーぜー」
とおっしゃいました。

永田さんは
「すみません、事務所の前に戻っています」と冷静に伝えていました。
階段VSエレベーターですれ違ってしまったようです。

初日から、走らせてしまう、編集者。

「これから先が思いやられるな」という印象を持たれたことはまちがいないのですが、私としては、なんとよい方とお仕事ができるのだ、とこれからがたのしみです。

2018/10/17 19:34

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