小部屋の物議。

小雨の金曜日です。

人がまばらな小部屋ゾーンで

「永田さん、この原稿を見ていただきたいんですけど」

とおもむろに。

「こういう商品の販売に先駆けての原稿なんですけど、あ、その商品っていうのはこれでして。

ちなみにいつ発売かは決まっていなくて、価格もちょっとわかりません。
大きさとかもちょっと。」

‥‥。

近くに居たメンバーもこのただならぬ展開に思わず身を乗り出しまして。

平野くんがしごく常識的に話すから、常識的な構えで聞いてたけど、これなかなかだよ。
さすがに価格は知っておいたほうのでは。

「確かにそうですよね、聞いてきます。」

いくらだった?

「いっても、◯◯円だそうです。」

‥‥いっても。

平野くんの静かな物腰のイントロからはまったく予期せぬ展開で、小部屋メンバーはひたすら笑い転げておりました。

これだけ手がかりが少ない中で原稿を書き上げたがむしろすごい。

2018/10/05 14:40

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