カクシンハンの 「冬物語」制作中

シアターカンパニー・カクシンハンが7月27日から31日まで公演する
「冬物語」の稽古を見学してきました。

『冬物語』といえば、シェイクスピアが晩年に書いた代表的ロマンス劇。

ほぼ日の学校シェイクスピア講座記念すべき第1回講義で、演出家の木村龍之介さんが、
「いち押しです」と言い切った、木村さんが大好きな作品です。

親友と妻の関係を疑い嫉妬に狂ったシチリア王が、周囲に次々ととんでもない仕打ちをするのですが、やがて後悔と悲嘆にくれることになります。

ここで登場するのが、
「時」という名の口上役。

一部の人を楽しませ、すべての人に試練を課し、善人にも悪人にも等しく歓びと恐怖を与え、間違いを犯しもすれば、暴きもする、
「時」と名乗ったこの私、ただいまから翼を使わせていただきます。
松岡和子訳)

‥‥とまあ、こんな風に語るのです。
「時」が。
おもしろそうでしょ。

きっとおもしろくなります。
木村さんが言うには、前半はクールに悲劇をつくり、舞台がボヘミアに移る後半は、ゆるやかに、そして猥雑になっていく予定だそうです。
写真のとおり、真以美さんもかなりはじけています。

木村さんの心を揺さぶるラストの場面は、原作に書いてある通りにはならないかもしれないとのこと。

実験的な試みに挑む
「ポケット公演」ならではのお楽しみがありそうです。

小さな舞台は、客席から手が届きそうな距離。
役者さんたちと一体になってシェイクスピアを味わえます。
ぜひ!

2018/07/09 20:16

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