ふたたび意味のない トランプ運だめし

先日隣の席で急にトランプ運だめしを展開したが、今度は近くの席の
「引いてみて」と声をかけています。
きょんちゃん、注意しないと、不思議ワールドに巻き込まれるよ!


「数字が大きいほど今日がラッキーだからね
(無根拠)」


「はいっ、引きました、ハートの2です!」


「うわわわわわあわわわあわわ」


「きょんちゃんの今夜のラブ運が」


「今日の愛情運が最低ってことですか」


「どどどどうしよう、ラッキーアイテム、ラッキーアイテム、スガノさん、なにかラッキーアイテムありませんか?」

私が提供できるのは、ようかん、キャンディ、チョコ、おかき、このようなお菓子しか‥‥。


「それであみだくじを作りましょう、そんでもって、いっこハズレも入れとこ。
はい、これが今日のきょんちゃんのラッキーアイテムですよ(無根拠)!」


「はい、じゃあこれにします!
(あみだくじを選ぶ)」


「あわわあわあうああああ」


「あろうことかハズレ! ふじたさん、なんでハズレをまぜちゃったの」


「ハズレじゃなかったという喜びを感じてほしかったから‥‥」


「じゃあもう一回、今度はラッキーカラーで行こう!」


「ラ、ラッキーカラー‥‥」

(こそこそ)
ほら、きょんちゃんの今日着てきた服の色にすればいいんじゃない?


「(こそこそ)そうしましょう、グレー、黒、白、紺‥‥」

ほら、きょんちゃん、選んで! うわぁ、黒があたった! よかったねぇ、黒を着れば帰りにすてきな出会いがあるかもよ。
(無根拠)


「やったー!」


「じゃあ、黒を着て、もういちどトランプを引いてみてよ」


「わかりました」

えっ。
なぜここで振り出しに戻るような提案をするの? またきょんちゃんが「2」を引いたらどうするの! 


「あっ」


「9です! あがりました、やったー!」


「すごいよ、7もあがったんだよ、きょんちゃん!」

ほっ。よかった‥‥。
でも、これよく見ると、クラブの9じゃん? クラブはたしか、健康運。
ラブ運があがったわけじゃないんじゃ‥‥。


「いえ、よく見てください、スガノさん。
クラブは黒です。
つまり、黒がラッキーカラーということがばっちりきょんちゃんにいま、来てるんですよ」

え‥‥‥?


「よかったぁ。黒を着て帰ります」


「よかったよかった!」

なんかわかんないけど、よかったぁ。

運だめし、やるたびにほんとうに現実と虚構で頭が混乱します。

2018/03/26 21:06

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