「古本X(エックス)」が引き起こしたこと

表のメモの言葉だけを手がかりに本に出会っていただこうという
「河野書店」の企画「古本X」。
この数日にいくつかの物語が生まれました。

1.「妻脳梗塞、夫ALS それでも悪いことばかりじゃない」
みたいなメモの古本を手にしたお客様。
「この言葉にひかれて‥‥」とおっしゃったあと、いろいろ胸にこみ上げるものがあったのか、言葉に詰まってしまわれました。
きっとご自身の人生に何か重なるものがあったのでしょう。
本がなんらかの励ましになれば幸いです。

2.前の日に、やはり同じようにメモにピンと来て一冊の本をお持ち帰りくださったお客様。
一晩で読んで、すごく良かった! と、河野店長に感想を伝えに再度訪れてくださいました。
あなたに巡り会えて本も幸せだと思います。

3.朝、が、連日品切れしてしまう「古本X」の補充のために、自宅の本棚から一冊の本をもってきました。
ちょっと癖のある本です。
とても良い本で河野が大事にしてきたものでした。
でも、読者を選ぶなあと思いながら、メモにヒントを添えて店頭に出しました。
すると、ある女性がすぐに手にされたのです。
「あ、この方なら楽しんでいただけるかも」
と思ってお見送りしたら、お会計のあと戻ってこられて、
「これ、持っている本でした。大好きな一冊です。
重なっちゃったけど、いい本だから妹にあげます」
とおっしゃってお持ち帰りになりました。
ところがまたまたご来店になり、
「電話で聞いたら妹も持っていました!」。
何とはいいませんが、一風変わった本です。
それを姉妹でお持ちだったとは! 河野店長もびっくり!

いろんなお話をつむぐ「古本X」でした。

今日もまた少し補充します。

2017/11/18 07:14

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