ちょうラップ

いま私の机の上に、石黒亜矢子さんの絵本『えとえとがっせん』が置いてあります。

(数日後に石黒さんと糸井の対談が はじまるので読み返していました)

すると通りがかったが言いました。

「私、この前、子どもが通う学校で、 絵本の読み聞かせ当番になったんだけど、 この本を買って持っていったの!」

へええー。

「で、この絵本、途中でラップが 出てくるでしょう。
 前日に練習してたんだけど、 ラップはちょっとできないと思って‥‥」

すると聞いていた

「ちょうさん、できますよ。
 いまラップ聞きたい!」

と、けしかけ、なんだかんだ言ってノリのいいは該当部分を読みはじめました。

「よう、よう♪」

おおお、ラップだ!

「でね、もっと難関があって、 読み進めていくと、たぬきが自分の体の 一部分を使って攻撃するんだけど‥‥」

はい、はい。
一部分を。

「子どもたちに、 それはなんだと訊かれても、 若くてイケメンの担任の先生の前で、 それはズバリ、たぬきの○○です、とは とても言えないっ と思って‥‥」

たしかに、言えない。

「で、もしそういう質問がきたら、 うちの子どもが私の代わりに答える、 という作戦を考えてたんだけど、 結局、タイムオーバーで 私が読み聞かせをする番が来なかったの」

なんと、残念だなぁ。
ぜったいおもしろかったのに。
でもそのおかげというか、今ここでラップが聞けてわたしたちはラッキーでした。

最終的に、この絵本はクラスの学級文庫になったそうで子どもたちが喜んで読んでいるそうです。

2017/01/23 16:28

前へ 次へ
日付を指定して見る
感想を送る
友だちに教える
ほぼ日のTOPへ戻る