atelier shimuraのストール、 まき心地もいいんです。

atelier shimuraのストール、11/8(火)ぶじ販売を開始しました。
(こちらのページです。)

志村ふくみさん、洋子さんから芸術精神を受け継ぐブランドとして誕生したatelier shimura。
これまで「いろ」「染め」についてコンテンツでくわしく説明をしてきましたが、お伝えしきれずにいたことがあります。

それは、このストールの、さわりごこち、巻きごこち。

atelier shimuraのストールの糸は、“糸の魔術師”と呼ばれる大正紡績の近藤健一さんが開発したコットンが35%、絹が65%のうんと細くつむいだ混紡糸。
それを、フランスのとても有名なメゾン系のブランドがストールをつくっている工場にあずけ
(山梨にあります)、織り上げました。

できあがった織りはとても繊細で、ひろげると向こうが透けて見えるほどのうすさ。
「春にならないと、つけられないのかな?」
そんなことはありません、もちろんあたたかな日なら、一重でふわりと羽織るのもおすすめですけれど、風のつめたい日はきゅっと結んでどうぞ。
幾重にか畳むと、布と布のあいだに空気をたっぷり含むので、とてもあたたかく、また、見た目にもボリュームが出ます。
つまり「冬もぜひ」なストールなのです。
ちなみに「二枚かさね」もいいですよー!

撮影スタイリング担当の轟木節子さんいわく
「ボリュームがあるのに、かるくて、 そしてとてもコーディネートしやすい生地です。
 思ったようにかたちをつくることができて、 型くずれしにくいんですね」。
また、TOBICHIでの展示販売でさわったり、巻いたみなさんからは、
「このストールを、まるめて触っていると、 まるで、ふわふわのどうぶつのような 気持ちよさです」
という声も。
写真から「女性的なストールかな」と思われるでしょうけれど、男性がつけても恰好いいですよ。
白髪の紳士で、茜の濃い色をお求めになったかたがいらっしゃいましたが、グレイのスーツにとてもよくお似合いでした。

「顔うつりがいい」というのでしょうか、植物から染めた色って、ひとの肌の色を
(いろいろなトーンがありますが)
ぱっとはなやかにする効果があるみたいです。

ちなみにぼく(武井)はその紳士のマネをして、茜の濃い色を狙っております。
冬のダークネイビーのコートによく合うんじゃないかな、と思っております。

みなさまどうぞご検討くださいね!

2016/11/08 11:57

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