レジュメ解読

昨日、吉本隆明さんから受け取った次の講演会のレジュメです。

吉本さんは、これをワープロ打ちして拡大してプリントしてほしいそうです。
なぜなら、本番中にご自分の書いた字が自分で読めないからです。

かなり読みやすい字で書いてくださってはいるのですが、やはり、なかなか、むずかしい。
昔、著者の方の原稿はあたりまえのように手書きでしたから、年上の編集者って、人の字を読むのがうまいんですよね。

こんなとき、特に年上でもないのですが、私はに頼むことにしています。

なぜなら彼は、解読好きだから。
解読のためならごはんタイムが遅れてもぜんぜん平気だから。
こんがらがった謎をほどいて分解して並べ直してほらね、でしょ、といって鼻をすするのが好きだから。
うるさい、隣でごちゃごちゃしゃべるな、俺に静かに解読させてくれ、と言ってくれるから。

かくして私はすごすごと自席に戻り、人の仕事なのにあんなに熱心にまぁ、
「ほんま、なんでも 好きやからできるんやねぇ」
と、実家の母の口癖をつぶやいてみたりするのです。

2008/10/21 20:45

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