ほんとにすごいです。
大向うの方々は観客というだけでなく、演出効果の一部でもあるわけで‥‥。
やはり、お芝居づくりに参加しているという意識がおありなんですよね?
[堀越]
うーん、そこは微妙なところです。
そこまでおこがましく思ってしまうと、たぶん踏みはずしてしまうというのは自分たちの中ではありますね。
あくまでも、お客さんの側にいなきゃいけないっていう気持ちは強いと思います。
「おれがいなかったら芝居が始まんねえ」
なんて偉そうに思うようになっちゃったら、やっぱりだめなわけで。
実際、「おれ」がいなくても芝居はやれますから(笑)。
[ほぼ日]
そうですか、あくまで観客であると。
[堀越]
ただ、それでも、声の掛からないお芝居はさみしいな、と。
ここで自分が掛けなかったら、拍手が来なかったかもしれないと思うところで、拍手がきたりすれば、すこしは役に立ったかな?
っていう気持ちにはなります。
[ほぼ日]
「よし」って。
心で、ちいさななガッツポーズを。
[堀越]
そうそう(笑)、そうです。
今日はよかった、と。
自己満足なんです(笑)。
(つづきます!)
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