今年満90歳になった、祖母みよ子さん。 毎日愛車の軽トラを運転して畑に仕事に行くのが何より楽しみな様子。 ところが先日仕事中に鎌で誤って左手薬指をすっぱりと切ってしまい、息子に連れられて病院へ。3針縫ったそうです。 かかりつけ医もみよ子さんの元気のよさは知っているので、手当の後キッチリとテーピング。 そのおかげで翌日からもすぐに畑仕事ができたと喜んでいました。 1週間後、抜糸と消毒に来てくださいと言われた日に、そのテーピングが真っ黒な事に気づき、さすがに失礼と思ってみよ子さんは自分で巻き直したそうです。 病院で手を見せながら、 「先生、すっかりよくなったと思いますよ」 と伝えると、先生はしばし手を眺めながら、こうおっしゃったそうです。 「みよ子さん、それは違う指ですよ」 無傷な中指にテーピングをして、抜糸前の指は丸出し。 「元気が有り余ってますね」と苦笑いされたと、うれしそうに教えてくれました。 今日は茶摘みで8トントラック運転してます。 はぁ〜、かなわない。
(ぐらんま)
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